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ノスリ (順に今年生まれの幼鳥、2年目と思われる若鳥、5年目の成鳥)
飼育舎には、それぞれ年齢の違う3羽のノスリがいます。
No.18にいる今年生まれの幼鳥、No.8にいる2年目と思われる年齢の若鳥、5年目の成鳥です。
目の色を見てください。
今年生まれの幼鳥は虹彩に灰色味があって薄い色をしています。
若鳥は虹彩の色が薄く、ベージュのような色をしています。
成鳥になると虹彩の色が濃くなり、少し赤みのある茶色になります。遠くから見ると目が全部黒いように見えるので、幼鳥よりもかわいらしい印象です。
ノスリは羽色の個体差が大きい鳥なので、羽色での年齢の判別は難しいですが、虹彩の色に注目すると、野外でも成鳥なのか若い鳥なのか見分けられますよ。
ところで今日はすごい雨ですね。
道路の冠水が起こっている場所もあるようです。
皆さまどうかご安全に。
(St)
以下、7月11日から7月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、ミサゴ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、サンコウチョウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
新潟は、まだ梅雨明けせず、じめじめと蒸し暑い日が続いています。
そんな気候の中、愛鳥センターの周辺では色んなキノコがにょきにょきと生えています。
その中にしなびたジャガイモのような見た目のキノコを見つけました。
指でつついてみます。
ボフッ!と、ほこりのようなものが噴き出る。
このキノコの名前はホコリタケ。
噴き出てきたのは胞子なんですよ。
見つけるとついついつつきたくなるキノコです。
(Sk)
ちっちゃいカマキリ!
ガの幼虫を探して植物を見ていたところ、カマキリの幼虫がいました。
形はカマキリの格好をしていますが、まだとても小さくてかわいらしいです。
この大きさだと捕食されやすいためか、成虫のような堂々とした感じはなく、素早く逃げて行きました。
カメムシの脱皮殻
カエデ類の葉の上には謎の透明の昆虫らしきものがくっついていました。
よく見たら、カメムシの形をしています。
脱皮殻がひっくり返って葉にへばりついているようです。
蚊が増えてきたので、何かを見つけて観察しようと立ち止まると、一気に寄ってきて刺されます。
この時期はササっと見て退散です。
来週7月28日(日曜日)の昆虫観察会はまだ定員に空きがあります。
愛鳥センターの周辺は鳥だけでなく昆虫もたくさんいますので、ぜひお申し込みください!
(St)
シルエットが変?
上空をノスリが飛んで行きました。
なんだかシルエットに違和感が・・・。
換羽中のようです。換羽中の鳥は知っているシルエットと違うので、何鳥?と思うこともしばしばです。
順番に抜け替わっていくので、伸びかけの新しい羽と、抜けている部分、まだ抜けていない古い羽が並んでいる状態です。
多くの鳥は繁殖期が終わる頃から換羽が始まります。
羽は紫外線に当たったり擦り切れたりして傷むので、毎年新しい羽に抜け替わります。
換羽中はボロボロな見た目になることもありますが、夏から秋頃にかけて全身の羽毛が抜け替わり、元のきれいな見た目に戻ります。
飼育舎の鳥たちも換羽期で毎日羽がたくさん抜けています。
よく見ると新しい羽と古い羽が混じっている状態がわかると思いますので、ご来館の際はそんなところも観察してみてください。
(St)
またまたカラスのごはんです。
愛鳥センターの車庫の脇にはスモモの木があります。
今年もたくさんの実がなりました。職員も先日実を採って食べましたがおいしかったです。
今は熟れた実が下に落ちて、周辺は発酵した酸っぱい匂いが漂い、虫たちも集まっています。
落ちている実をハシブトガラスがくわえて持って行き、木の枝の上で食べ始めました。
足でおさえて少しずつちぎりながら、おいしそうに食べていました。
さて、7月13日(土曜日)から、夏季特別展が始まります。
タイトルは「何食べてるの?」です。様々な鳥の食性についての展示です。
本日展示作業中です。9月16日(月曜・祝日)まで開催していますので、ぜひ見に来てください。
(St)
以下、7月1日から7月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、ミサゴ、トビ、コゲラ、サンコウチョウ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
雨が降ると変形菌を探したくなります。
雨上がり、愛鳥センター周辺の朽ち木をよーく見てみると・・・ありました!
タマツノホコリ
ムラサキホコリの仲間
不思議な形が魅力的でかわいいです。
変形菌は「菌」とついていますが、アメーバの仲間なんですよ。
名前の通り姿かたちが時間とともに変わっていくので、変化を観察するのも楽しいです。
(Sk)
ウミネコのエサ
いつもは「ワカサギ」ですが、今月から「稚魚」(ニジマス、イワナ、ヤマメ等)を与えています。
これは、県内水面水産試験場の魚沼支場から頂いたものです。(数量調整のため選別した不要個体とのこと)
とてもありがたいです。
飼育舎NO16のウミネコたち
年間を通して食いっぷりの良い時期、悪い時期がありますが、最近は「良い~」
待ち構えて激しく「ミャーオ、ミャーオ」と鳴き叫びます。(早くちょーだい)
中には「フォーー!」と。(マイケルか)(K)
ハシブトガラス
探鳥路で、地面で何かしているハシブトガラスがいました。
何か黒いものをつついて食べている様子です。
その後、草にくちばしをこすりつけてふきふきしていました。
飛び去った後に見てみると、
ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタの頭と胸が落ちていました。これを食べていたようです。
探鳥路ではコクワガタは見かけるのですが、ノコギリクワガタはあまり見たことがありませんでした。
こんな形で出会うとは・・。
さて、7月1日より、7月~10月のイベントの申込み受け付けが始まりました。
7月28日(日曜日)には昆虫観察会があります。コウチュウやトンボの仲間など、色々な虫を観察します。
愛鳥センターでの虫の観察会は年に1回だけですので、虫好きの皆さん、ご参加をお待ちしております!
(St)
以下、6月21日から6月30日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、ミサゴ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
愛鳥センターで飼育されている鳥の中で一番大きいクマタカ、飼育舎の27番の部屋にいましたが、左隣の28番へお引越ししました。
引っ越した直後は興奮してじっとしていましたが、今は新しい部屋に慣れて部屋の中を飛んでいます。
クマタカ
(Sk)
愛鳥センター周辺では色んな種類のトンボが見られるようになりました。
中でも目立っているのは真っ赤なショウジョウトンボ。
ショウジョウトンボ
日差しの強い暑い日に見るとおしりをピーンと上げて逆立ちをしていました。
このポーズ、少しでも太陽の当たる部分を小さくして暑さをしのいでいるのだそう。
トンボもトンボなりの暑さ対策をしているんですね。
(Sk)
エゴノネコアシを開いてみました
エゴノネコアシの続編です。
不思議な形の虫こぶの中身を見てみました。
おー!いっぱいいる!!
バナナのような形の虫こぶが円形に集まった形をしていますが、一つ一つの部屋の中にアブラムシがたくさん入っていました。
粉っぽくてカイガラムシにも似ています。
見れば見るほど不思議で面白いですね。
(St)
6月22日に新潟も梅雨入りしました。
肌に張り付くような暑さで体もだるく感じます。
5月7日のブログでも紹介しましたが、愛鳥センター周辺にはエゴノキがたくさん生えています。
今は花が終わり、実が少しずつ膨らんでいる最中なのですが、よく見ると花のつぼみのようなものがついています。
これは花ではなく虫こぶなんです。
虫こぶは、ダニ、アブラムシ、タマバエの幼虫など、さまざまな虫が、植物に寄生することでできる部分を言います。
種類によって形は様々ですが、多くはこぶ状になるため「虫こぶ」と呼ばれています。
写真の虫こぶは、エゴノネコアシアブラムシが寄生してできた虫こぶで,「エゴノネコアシ」と呼ばれています。
名前の由来は、猫の足に見えるからだそう。
言われてみれば猫の足に見えなくも…ないかな?
(Sk)
カノコガ
白い壁にブローチのようにカノコガがとまっていました。
体が黄色と黒でちょっとハチのような印象も受けますが、ガの仲間です。
翅の白い模様が鹿の子模様なので、カノコガという名前です。
よくいる種類ですが、このおしゃれな模様がかわいくて、見つけると「わぁ!」と嬉しくなります。
植物にとまっている姿も色が映えてきれいですよ!
(St)
以下、6月11日から6月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、キジバト、アオバト、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、ミサゴ、トビ、オオタカ、コゲラ、サンコウチョウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、オオムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
外壁の穴に巣材を運んでいます
周辺で繁殖しているスズメやコムクドリのヒナが次々と巣立っていきました。
2回目の繁殖に入っているものもいるようです。
愛鳥センターの管理棟の外壁には冬にキツツキ類があけた穴がたくさんあるのですが、そこにスズメが巣材を持って入っていきました。
松葉や枯草をくわえて飛んできては穴の中に入っていきます。
緑色の葉っぱを運びこんでいるスズメもいました。これも巣材?
1回目のヒナを独り立ちさせたと思ったらすぐ次の繁殖に入って、鳥の春は大忙しですね。
人が見ているとやはり警戒して巣穴に入れなかったりしますので、観察するときはじっくり見続けることはせず、短時間でお願いします。
(St)
愛鳥センター周辺では、大型の甲虫を見られる事が多くなってきました。
コクワガタ
アオスジカミキリ
オオゾウムシ
大型の甲虫はかっこいいですね。
子供たちに人気なのもわかります。
オオゾウムシは愛鳥センター内で見つける事もあります。
春に靴を履いたらゴリッとして、何かと思ったらオオゾウムシ…ということもありました。
オオゾウムシ成虫で1~2年生きることもあるそうなので、もしかしたらセンター内のどこかで越冬していたのかもしれません。
(Sk)
飼育舎わきの池が花盛りです。
ドクゼリ
ミクリ
フトイ
フトイの花はささやかに咲いていますが、夏の日差しを浴びてキラキラと輝いています。
(Sk)
シジュウカラの巣材
先日、巣箱の屋根が壊れて中身が外に出されているのを見つけました。
中の卵やヒナをねらってカラスが壊したのではないかと思います。
巣材は、下の方にコケがたくさん使われていて、上の方にはふわふわの繊維がたくさん使われていました。
繊維は動物の毛や、ビニルひものようなもの、赤や青の人工繊維が使われていました。公園内には犬の散歩をしている人がよくいるので、ブラッシングで抜けた毛などを集めてくるのかもしれません。
ふっかふかで暖かそうな巣でした。
親鳥が無事だったら、また別の場所で巣を作り直しているといいなと思います。
(St)
以下、6月1日から6月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、アオバト、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、ミサゴ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、オオムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
少し前に飼育舎にヤマドリが入りました。
ヤマドリ(オス)
尾が長い!
こちらの個体が収容されたのは4月。
症状を見た限り、何かに衝突したのではないかと思われます。
その影響か目が見えないようで、顔の近くに手をかざしても反応しません。
飼育舎では壁伝いに歩いて過ごしていることが多いです。
目が見えないながらも餌を食べ、元気に過ごしています。
(Sk)
初~ブッポウソウ(成鳥)~
松之山から収容されました。田んぼの畔で保護され、飛べない状態とのこと。生きたブッポウソウを見るのも触るのも初めてです。
「どれどれ、ちょっと触診しましょうか。」
「ガブッ!!」
「痛ってー!マジで」上嘴の先が指に・・・。あんた、なかなかやるね。
色鮮やかな鳥、無事に飛んでほしいです。(K)
(頭頂部の白色は、識別用の印です)
やっと見つけましたホトトギス
今日も窓の外から大きな声で「テッペンカケタカ!テッペンカケタカ!」と、ホトトギスが鳴いています。
声は大きくてわかりやすいのですが、なかなか姿が見つけられずにいました。
あのへんにいるのに・・どこ??と思っていたらギリギリ確認できるくらい遠~くの枝にとまっていました。
ホトトギスもカッコウと同じく托卵(他の鳥の巣に卵を産んで育ててもらう)をする鳥です。
托卵する相手は主にウグイスです。
愛鳥センターの周辺にはウグイスも繁殖していますので、きっとどこかでホトトギスを育てているウグイスが・・。
(St)
以下、5月21日から5月31日に愛鳥センターの周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、アオサギ、ホトトギス、カッコウ、ミサゴ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、オオムシクイ、メジロ、オオヨシキリ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
探鳥路を歩くと足元に黄色い小さな花がたくさん咲いています。
その中に地面をはう様に広がり、葉のかげから小さな花をのぞかせているコナスビという植物があります。
地をはう様に広がるコナスビ
コナスビの花
花の大きさは5ミリくらいの小さな花でとても可愛らしいです。
日本在来の多年草で、あちらこちらに生えてはいるものの地味なため見落としがちです。
名前の通り、花が終わると葉に隠れるように小さな茄子のような実がなるそう。
毎年、花を見ては「今年こそは果実を観察するぞ」と思うのですが、時間が経つとすっかり忘れてしまいます…。
今年こそ観察出来たらこちらに載せます。
(Sk)
薄曇りの空を見上げるととハロ(日暈)が出来ていました。
ハロが見られるときは、低気圧や前線が接近して天気が崩れるサインと言われています。
今日も予報は夜から雨です。
ハロ(日暈)
ハロから目線を下に移すと環水平アークと思われる虹もできていました。
環水平アークは薄雲を構成している氷の粒が太陽の光を屈折させてできる光学現象の一つで、太陽の中心から下方46度前後の空の低い所に出現します。
水平に長く伸びる虹の帯となることから「環水平アーク」という名前がついています。
太陽高度が高い、4月上旬から9月上旬にかけての昼前後に観察しやすいそうですよ。
環水平アーク?
(Sk)
二十四節気の小満(しょうまん)になりました。
「草木が周囲に茂り、満ち始める」という意味だそうです。
愛鳥センター周辺の木々も葉が茂り、鳥の声はすれども姿が見えずという事が多くなってきました。
花もたくさん咲いていて、エゴノキやガマズミなどの初夏に咲く白い花が目立ちます。
エゴノキ
ガマズミ
ヤマボウシ
ノイバラ
(Sk)
昨年度のブログで、「巣箱掃除をしていたら種子がたくさん入っている巣箱があった」という内容を投稿しました(2023年12月8日のブログ参照)。その種子を少しだけ分けてもらい、昨年度いた職員が発芽させて種類を調べてくれました。
ナンキンハゼでした!
ナンキンハゼの実は、いろいろな鳥がよく食べます。
公園や庭などによく植えられている植物ですが、紫雲寺記念公園内では見たことがありませんでした。
近くにあるのかもしれないので、探してみたいと思います。
巣箱に種子を貯めたのは何鳥かわかりませんが、こんなふうにして植物の種類が判明するのはおもしろいですね!
(St)
《お知らせ》
6月8日(土曜日)に開催予定の新潟県野鳥保護の集いは定員にまだ余裕があります。
長岡の信濃川で越冬するオジロワシについて、食性や行動などの生態を詳しく調べた内容の発表です。
こちらのページ内の電子申請からもお申込みいただけます。ご参加をお待ちしております!
餌採りに大忙し
地面を歩きながら、長いものを地面に何度も打ち付けているムクドリがいました。
ミミズかな・・でも太いような・・・。
と思って写真を撮って拡大したところ、ムカデでした。
その後くわえたまま住宅地の方へ飛び去っていきました。
巣にいるヒナがいるんでしょうね。
(St)
以下、5月11日から5月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、アオサギ、ツツドリ、カッコウ、アマツバメ、ミサゴ、トビ、オオタカ、サシバ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、アカハラ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ
松枯れしたマツの伐採工事
立夏となりました。
「暦の上ではなつだけど、さわやかな風が吹き一番過ごしやすい季節。」
と言われてますが、すでに汗ばむくらいの夏日になっています。
外に出る際は帽子と水分が欠かせなくなってきました。
愛鳥センターのある紫雲寺記念公園では、松くい虫で枯れてしまったマツの伐採工事が行われています。
近々、探鳥路のある森の中での作業が始まるようです。
工事期間中でも探鳥路に入ることはできますが、チェンソーによる騒音が発生します。
野鳥の鳴き声が聞こえづらくなりますが、ご理解、ご協力をお願い致します。
(Sk)
アカゲラの足とオオアカゲラの足
昨年度末から今年度はじめに、ハジロカイツブリ、コアホウドリ、オオアカゲラ、マミジロの4種のはく製を新たに展示しました。
展示鳥類剥製の中にも新しくこの4種のページを追加しましたのでご覧ください。
写真はアカゲラとオオアカゲラの足です。
見た目がよく似ているので、それほどの差はないだろうと思っていましたが、オオアカゲラの足の爪は太く鋭く猛禽類のようで驚きました。アカゲラの爪がかわいく見えてしまうほどです。
この爪で木の幹に縦にとまれるんですね。
さて、話は変わりますが、ヒナに関する問い合わせが増えてきました。
巣立ちしたばかりのヒナはうまく飛べないことがあり、地面にいることがあります。
落ちていると思って拾ってしまう方がいますが、そのままにして立ち去ってください。
親鳥が来て餌を与えたり安全な場所に誘導します。じっと見ていると親鳥が近寄れません。
かわいそうと思う気持ちもわかりますが、人間が拾って育てても、鳥に餌の採り方や外敵や鳥の社会のことを教えてあげることができません。立ち去ることは見捨てることではなく「鳥のため」です。
毎年、誤認保護(保護する必要がないのに誤って保護してしまうこと)の事例があり、親元で育てば生きられたかもしれない、というもどかしさがあります。ヒナはそのままに。ご理解、ご協力をお願い致します。
(St)
コムクドリのオス
最近、コムクドリのつがいがセンターの駐車場を歩いている姿をよく見かけます。
巣箱を使うのかなと思っていたのですが、外壁の穴に巣を作っているような気も。結局よくわからないままです。
地面にいるのは餌を探しているのか、巣材を集めているのか・・。
つがいで仲良く行動しているのがかわいいです。
(St)
以下、5月1日から5月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、キジバト、アオサギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、ツグミ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イスカ、ホオジロ、アオジ
今年もやってきたカワセミ
少し前から観察池にカワセミが現れるようになりました。
鳴き声はよく耳にするのですが、木々が茂ってきたので、なかなか姿が確認できませんが(;^ω^)
(Sk)
色々な模様があります(キジの羽)
ゴールデンウィークは良いお天気でお出かけ日和ですね。
愛鳥センターでは昨日、今日、明日の3日間、羽のしおり作りを開催しています。
写真はキジのオスの羽です。1羽の鳥でも様々な色や模様の羽を持っています。
どれもきれいで素敵な模様です。
キジのほかにも5種類の羽を用意しています。
13時30分から15時の間、いつでも受け付けていますので、ぜひお立ち寄りください。
(St)
以下、4月21日から4月30日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、コガモ、アオサギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、コゲラ、アカゲラ、サンショウクイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、クロツグミ、アカハラ、ツグミ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ハクセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、シメ、ホオジロ、アオジ
タラの芽
センター周辺に自生している「タラの芽」山菜といったらこれ!って人も多いのでは。かつては、地元の主(オババ様)と競い合って採ったものです。(主は朝が早くて…)
さて、
このくらいの大きさが採り頃かと。天ぷらにして食べると美味しいですよね。
一方、このように大きくなり過ぎたものは、そのままにしておきます。(なんかデカくてどーなん?ってかんじなんで)
実際、かたくて食べにくいそうですが、先端部分を「おひたし」や「炒め物」にして美味しくいただけるとの事です。
「タラの芽 奥深し」 試しに調理してみましたが「ん?ん~…」素材を生かしきれませんでした。どんまい。(K)
ひなたぼっこ
暖かいを通り越して暑いですね。
飼育舎のアオバトが翼を開いて日光浴をしていました。
気持ちよさそうです。
後ろのアオバトは翼が片方ないのですが、腰やお尻の羽毛を立てて同じポーズをしています。
他の鳥も天気の良い日は翼や尾羽を開いて日光浴をしている姿が見られることがあります。
来館の際は飼育舎の鳥の行動にもぜひ注目してみてください。
(St)
コケから顔を出したアマガエル
田んぼなどからカエルの鳴き声が聞こえる季節になってきました。
今週、クマタカの飼育舎の掃除をしていたら隅っこに生えているコケがもぞもぞ動いて、何かなとのぞいたらアマガエルが出てきました。
え?もしかしてこちらで越冬してらっしゃいました?
朝、お布団から出られない私と一緒で、なかなかコケから出てこない。
気持ちわかるよー。
無理やり追い出すのもかわいそうだなと思い、しばらく様子を見ていたら数日後に姿がなくなっていました。
草かげから聞こえてくる鳴き声は、もしかしたらあのこなのかな。
(Sk)
コムクドリがやってきました
今朝、コムクドリの数羽の群れに出会いました。
キュルキュルと声がする木を見ていると、茂り始めた葉の中からひょこっと現れました。
かわいい!!!
木に付いている虫を食べているようで、忙しそうに枝を伝って動き回っていました。
(St)
以下、4月11日から4月20日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、カルガモ、アオサギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、エゾムシクイ、メジロ、ムクドリ、クロツグミ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、オオルリ、スズメ、ハクセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、ベニマシコ、イスカ、ウソ、ホオジロ、アオジ
令和4年12月末の「大雪」の影響で、探鳥路や建物周辺の樹木が倒木など多くの被害を受けました。
大木はとても無理なので、それ以外のものを令和5年4月から「人力」で地道に片付けています。小型ノコギリ一つで…
また、長年手つかず(自然のまま)状態だった池周辺、救護棟裏、また飼育舎周りも「ついでに」剪定、下草刈りなどをしながら整備しています。まだまだ…ですが。
「Uさん」「Tさん」この間、ありがとうございました。あとはお任せください。(腰痛いけど…)(K)
春の陽気につれられてお出まし
ぽかぽか陽気で外にお出かけするのが気持ちいいですね。
愛鳥センター周辺の生き物たちの動きも活発です。
建物や積もった落ち葉からカサカサと物音がして、小鳥かな?と思ったらカナヘビだったということも増えてきました。
野鳥以外の生き物にもたくさん出会える季節になって楽しいですね。
(Sk)
にらみ合って・・
飛び掛かる!
まだ勝敗つかず
道路の真ん中でキジが闘っていました。
尾を広げ、体の羽毛を膨らませてにらみ合い、何度か飛び掛かっていました。
この後見えないところに行ってしまったので、結局勝敗はわかりませんでした。
春になると1羽ずつ縄張りをもって激しい攻防を繰り広げます。冬にこのすぐ横の草地で穏やかに一緒に餌を採っているオスの群れが見られたのが嘘のようです。いつどのタイミングで群れを解散し切り替わるのか、気になるところです。
(St)
ふり向いたエナガ
エナガが近くに来たので何枚か写真を撮ったところ、ふり向いたかわいいポーズで写っていました!
その後はすぐに飛んでしまい、尾の残像だけが写っていました。
エナガはよく見かけるのですが、小さくてとにかくよく動くので、なかなかうまく写真が撮れません。
ところで、「シマエナガっていますか?」という問合せがたまにあるのですが、シマエナガは日本では北海道にしかいません。
エナガは身近なところによくいるので、もっと知られてほしいなぁと思います。
(St)
以下、4月1日から4月10日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、マガモ、カルガモ、アオサギ、ダイサギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、コゲラ、アカゲラ、モズ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
ツグミ
渡りの途中で立ち寄る鳥が増えてきて、探鳥路がにぎやかになってきました。
あちこちでジョウビタキやツグミが見られています。
夏鳥はまだツバメしか確認していませんが、そろそろやってきますね。
花もたくさん咲き始めました。
池の周りでは、ショウジョウバカマやスミレの仲間などが見られます。
今日はお天気が良く暖かいので、クサガメが日向ぼっこをしていました。
生き物たちが一気に動き出しています。
(St)
クサガメ
もふもふのビロウドツリアブ
最近、小さいもふもふが花の蜜を吸いながら飛んでいるのを見かけます。
春にしか見られない「ビロウドツリアブ」というアブの仲間です。
アブと聞くと苦手な人もいるかもしれませんが、この虫はかわいいので人気があります。
飛んでいるところを見ることが多いので、翅の模様はあまりじっくりと見たことがなかったのですが、とまったところを見たらおしゃれな模様がついていました。
花も咲き始め、虫も活動するようになってきました。自然観察がどんどん楽しくなってくる時期ですね。
(St)
《お知らせ》
現在、ホームページ内で表示ができなくなっているページがあります。
ご不便をおかけしますが、現在修正中ですので、元に戻るまでしばらくお待ちください。
せっせと巣材運び中
新年度になりました。
まず、お知らせです。
代表メールアドレスが変更になりました。
新しいアドレスは aicho-center@pref.niigata.lg.jp です。
旧アドレスは6月30日までは転送されて届きますが、それ以降は使用できなくなります。
登録されている方は変更をお願い致します。
人間もバタバタする季節ですが、鳥たちも繁殖期に入ってあちこちでさえずったり巣材を運んだりしています。
愛鳥センターの駐車場周辺の巣箱にもスズメが巣材を運び入れている姿が見られます。
(St)
以下、3月21日から3月31日に愛鳥センター周辺で観察された野鳥です。
キジ、アオサギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ミソサザイ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、イスカ、シメ、ホオジロ、アオジ