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展示ケースの中に広がる小さな博物館、『One Case Museum』。新潟県埋蔵文化財センター所蔵品を、新潟大学附属図書館の協力を得て展示します。
図書館を利用する大学生や一般の方々に、いろいろなテーマで展示した本物の出土品を通して、当県の歴史文化の魅力を感じていただければと思います。
今回の展示では、県内の縄文時代の遺跡に注目し、新潟県湯沢町に所在する川久保遺跡で出土した土器を展示しました。出土した土器を見ると、越後地域特有の火焔型土器や王冠型土器とともに関東や中部高地、東北の各地域の影響を受けたと考えられる土器も出土したことがわかります。土器を見ることで当時の人々が遠く離れた地域の人々とも交流していた様子がうかがえます。今回も新潟大学考古学研究室の皆さんと共同で作業を行いました。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
展示期間:令和7年10月~令和8年10月上旬(予定)

新潟県埋蔵文化財センターでの作業の様子。資料の配置やキャプションの内容を考えます。

新潟大学附属図書館に資料を搬入し、展示ケースに並べていきます。

作業終了!お疲れさまでした。
場所:新潟大学附属図書館A棟2階受付カウンター脇展示コーナー(五十嵐キャンパス内)
利用時間:授業期間は平日8時00分から21時00分 土曜日・日曜日・祝日10時00分から21時00分
休業期間:平日8時30分から19時00分 土曜日・日曜日・祝日10時00分から17時00分
※臨時休館や開館時間が変更されることがあります。最新の開館時間および休館日は、新潟大学附属図書館のホームページを御確認ください。
※新型コロナウイルス感染症対応に伴う学外利用者の入館については新潟大学附属図書館のホームページを御確認ください。