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新潟県園芸振興基本戦略

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0511615 更新日:2024年3月18日更新

新潟県園芸振興基本戦略の概要

策定について

 農業経営の幅を広げる園芸生産の導入・拡大に向けて、関係機関・団体が目指す姿や目標などを共有し、その実現に向けて一体となって取り組んでいくため、新潟県園芸振興基本戦略(以下、「園芸戦略」という。)を策定しました。

 【策定の経緯】

 平成31年2月に、園芸戦略を検討する場として新潟県農業改革基本戦略推進会議(以下、「推進会議」という。)を設置し、策定を開始しました。

 その後、地域の関係機関・団体や農業者の皆様などから広く意見聴取を行うとともに、県議会や第3回推進会議(令和元年7月19日開催)での議論を経て、園芸戦略をとりまとめました。

見直しについて(令和4年度)

 令和元年に策定した園芸戦略推進期間の前半3か年が経過したことから、中間評価を踏まえ、園芸戦略の見直しを行いました。

 【見直しの経緯】

 令和元年に策定した園芸戦略推進期間の前半3か年が経過したことから、これまでの経過を踏まえ、中間評価と今後の取組方針について、本年4月~5月にかけて、地域の関係機関・団体や農業者の皆様から園芸戦略の目標達成状況の評価・検証と今後の取組方向に対し、広く意見を聴取しました。

 有識者や各構成機関・団体等の長を検討委員とした新潟県園芸振興基本戦略推進検討会で、取組の評価・検証を受けるとともに今後の取組方針について検討しました(令和4年7月1日)。

 推進検討会での踏まえ、県議会での議論を経て、このたび、下記のとおり園芸戦略の見直しを行いました。

新潟県園芸振興基本戦略(令和4年8月改定

 ◆本文

 新潟県園芸振興基本戦略(令和4年8月改定) [PDFファイル/45KB]

 園芸振興基本戦略「第2ステージ(令和4年度~6年度)」

 成果目標実現に向けたスローガン

 ” 挑戦 そして 成功 ”

 ~ 若者が魅力を感じる 活力のある園芸産地の創出 ~

 
重点取組事項    具 体 的 な 内 容
1 担い手・労働力の確保

・新規取組者の受入体制の整備

・先進的な園芸経営体の育成

・SNS等を活用した労働力の確保

2 販売・ブランド力の強化

・実需者と連携した安定した売場確保

・ブランド化推進条例に基づいた取組強化

・実需者ニーズに基づいたSdgs等の取組支援

3 生産性の向上

・機械化、施設化、共同化、生産の団地化の取組を推進

・水田での継続した排水対策、土づくりの実施

・先端技術の導入

基本戦略の実践に係る具体的な取組

 新潟県園芸振興基本戦略(以下、「基本戦略」という。) に基づき、各産地と、関係機関・団体が一体となって、目標達成に向けて活動を展開しています。

令和5年度の主な取組

令和5年度新潟県園芸振興大会を開催しました。

 産地と関係機関が一体となった園芸1億円産地達成に向けた取組を加速するため、社会情勢の変化を踏まえた県内外の先進的な取組事例の情報共有を図ることを目的に園芸振興大会を開催し、WEBを含め568名が参加しました(令和6年1月24日)。

産地の取組報告 講演

若手生産者から産地の取組報告          JAふくしま未来 西常務理事からの講演

※詳細はこちら(別ページへジャンプします)

水田転換畑における排水対策研修会を開催しました。

 水田転換畑を利用した大豆、麦類、園芸などの土地利用型作物の省力化栽培と高収量・高品質化に向けて、県内外の先進事例をもとに必要な知識習得を目時とした研修会を開催し、WEBを含め381名が参加しました。

スガノ農機株式会社 松原氏の講演

スガノ農機株式会社関東甲信越支店の松原氏による講演(令和6年1月12日)

施設園芸における環境制御技術研修会を開催しました。

 施設園芸の環境制御技術を活用した収量・品質向上の取組を進めるため、基本的な技術や環境制御技術を理解するために必要な植物の生理生態について学ぶ研修会を開催し、WEBを含め101名が参加しました。

講演

明治大学黒川農場 岩﨑教授による講演(令和5年10月17日)

令和5年度新潟県園芸振興基本戦略推進検討会を開催しました。

  新潟県園芸振興基本戦略の取組内容や目標達成状況を検証・評価し、今後の推進方法に反映させるため推進検討会を開催しました。

kaigi

令和5年度新潟県園芸振興基本戦略推進検討会(令和5年7月28日)

当日配布資料 [PDFファイル/32.08MB]

緑肥を活用した水田転換畑の排水対策研修会を開催しました。

  水田での継続した排水対策・土づくりの実施やSdgsに対応した生産に向け、緑肥の効果的な活用方法について研修会を開催し、Web視聴を含め110名が参加しました。

 緑肥研修会

 農研機構 中日本農業研究センターの唐澤氏による講演(令和5年7月12日)

令和4年度の主な取組

新潟県園芸振興基本戦略の令和4年実績が確定しました。

  新潟県園芸振興基本戦略の令和4年実績が確定したのでお知らせします。

  ※詳細はこちら(別ページへジャンプします)

「令和4年新潟県園芸振興大会」を開催しました。

 園芸振興基本戦略の見直しを踏まえた取組を加速させるため、生産性向上や労働力確保の取組、アフターコロナにおける販売戦略等についての講演会を開催しました。

新潟かがやき農業協同組合

令和4年度新潟県園芸振興大会(令和4年11月7日)

※詳細はこちら(別ページへジャンプします)

園芸1億円産地優良事例研修会を開催しました。

 担い手や労働力確保をテーマとした研修会を開催しました。

講演

日時・場所:令和4年8月23日(火曜日) 新潟県自治会館会議室

内   容:(1)産地と関係機関が一体となった担い手確保に向けた取組

      ・JA新潟かがやき いちじく部会

      ・八色西瓜生産組合、JAみなみ魚沼

      (2)地域外から若者を呼び込む取組

      ・株式会社おてつたび

令和4年度新潟県園芸振興基本戦略推進検討会を開催しました

 新潟県園芸振興基本戦略の中間年における取組内容や目標達成状況を検証・評価し、後半3年間の推進方法に反映させることを目的に推進検討会を開催しました。

検討会の様子の写真

新潟県園芸振興基本戦略推進検討会(令和4年7月1日)

※詳細はこちら(別ページへジャンプします)

令和3年度の主な取組

新潟県園芸振興基本戦略の令和3年実績が確定しました

  新潟県園芸振興基本戦略の令和3年実績が確定したのでお知らせします。

  ※詳細はこちら(別ページへジャンプします)

「令和3年度新潟県園芸振興大会」を開催しました

  園芸振興基本戦略に基づき1億円産地づくりの機運を一層高め、園芸生産拡大・農業者の所得向上を図るため「令和3年度新潟県園芸振興大会」を開催しました。

R3振興大会

令和3年度新潟県園芸振興大会(令和3年11月10日)

※開催内容はこちら(別ページへジャンプします)

令和3年度園芸1億円産地優良事例研修会を開催しました

  新潟県園芸振興基本戦略に基づき、さらなる園芸生産の拡大に向け、1億円を目指す産地の優良な取組事例の紹介や、現地の視察を行いました。

当日

園芸1億円産地優良事例研修会(令和3年8月6日)

※詳細はこちら(別ページへジャンプします)

令和3年度新潟県園芸振興基本戦略推進検討会を開催しました

 新潟県園芸振興基本戦略の取組内容や目標達成状況を検証・評価し、今後の推進方法に反映させることを目的に推進検討会を開催しました。

検討会

新潟県園芸振興基本戦略推進検討会(令和3年5月26日)

※詳細はこちら(別ページへジャンプします)

令和2年度の主な取組

(1)農業者の園芸導入に対する意欲の喚起

○ 園芸導入に対する機運を醸成し、農業者のやる気、挑戦する意欲を喚起するため、県、地域段階で園芸振興大会や研修会等を開催しました。

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令和2年度園芸振興大会(令和2年11月30日) ※詳細はこちら(別ページへジャンプします)

 

○ 実践的な栽培技術の向上を図るため、ベテラン農家を塾長とする「園芸参入塾」 を県内全域で実施し、14コース、117人が参加しました。     

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 園芸参入塾(十日町・ねぎ)

 

 (2)大規模園芸産地の創出

○ 既存産地の拡大や新たな産地育成に向けて、県内54産地が、販売額1億円アップを目指した産地育成計画を作成し、機械化・施設化・共同選別施設整備が進められ、県内各地に大規模園芸産地づくりの取組が広がっています。

(「園芸1億円産地育成の取組」にジャンプします)

 

(3)園芸品目の販路拡大と新潟の園芸産地イメージの確立

○ 様々な需要に応じた販路を拡大するため、加工・業務用野菜の生産拡大や、複数JAが連携してえだまめの新たな市場開拓に取り組みました。

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加工用キャベツの生産拡大(JA津南町)

 

○ 本県の園芸産地のイメージを高めるため、インターネット通販と連携し、県産品の情報発信に取り組みました。     

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季節の県産食材詰め合わせセット商品化

           

園芸1億円産地育成の取組

園芸1億円産地を目指す各産地の取組内容を地域ごとにご紹介します。

(「園芸1億円産地育成の取組」にジャンプします)

 

産地育成計画等を策定している産地及び品目について(※JA名は計画策定時の名称で記載)
振興局名 JA・産地名 品 目
村 上 JAにいがた岩船 ねぎ
JAにいがた岩船 ユリ切り花
岩船 トマト
JAかみはやし ねぎ
新発田 JA胎内市にんじん専門部会 にんじん
JA胎内市切花専門部会 切り花
JA胎内市 少量多品目(直売)
新発田・聖籠地区(ブランド品目) さといも、ねぎ、いちご、アスパラガス
新発田・聖籠地区(土地利用型品目) たまねぎ、ブロッコリー、キャベツ、えだまめ
JA北越後 チューリップ切り花
JA北越後 少量多品目(直売)
JAささかみ えだまめ
JA北蒲みなみ 少量多品目(直売)
新 潟 新潟市北区 トマト
新潟市北区野菜(砂丘地) すいか、メロン、ねぎ、かんしょ
JA新潟市(直売所、インショップ) 少量多品目(直売)
JA新潟市 切り花
JA新潟市 なし
JA新津さつき野菜部会 えだまめ
JA新津さつき かき
JA新潟みらい しろねえだまめ部会 えだまめ
JA新潟みらい 五泉地区 さといも、いちご、れんこん、ねぎ
JA新潟みらい 横越地区 スイートコーン、キャベツ、たまねぎ、にんにく等
JA新潟みらい しろね野菜部会 きゅうり
JA新潟みらい しろね果樹部会 もも
JA新潟みらい しろね切花部会 チューリップ切り花、ユリ切り花
JA新潟みらい かきのもと
JA新潟みらい 少量多品目(直売)
新潟市(法人) 観光農園
阿賀町 特産野菜
JA新潟みらい大玉すいか部会 すいか
JA新潟みらいかんしょ部会 かんしょ
JA新潟みらいメロン部会 メロン
JA越後中央 たまねぎ
JA越後中央切花協議会 一年草切り花
JA越後中央 トマト
JA越後中央いちじく部会 いちじく
新潟西部(黒埼地区) えだまめ
三 条 弥彦えだまめ生産部会 えだまめ
JA越後中央(燕) トマト
JAにいがた南蒲天果糖逸販売協議会 なし(日本なし、西洋なし)
JAにいがた南蒲天果糖逸販売協議会 ぶどう
JAにいがた南蒲天果糖逸販売協議会 もも
JAにいがた南蒲 キャベツ
JAにいがた南蒲直売所 少量多品目(直売)
長 岡

JA越後ながおか枝豆生産部会

JA越後さんとう枝豆研究会
えだまめ
JA越後ながおか 少量多品目(直売)
大口れんこん生産組合 れんこん
おぢやカリフラワー出荷組合 カリフラワー
見附市にら にら
魚 沼 北魚沼うるい生産組合 うるい
魚沼ふきのとう生産組合 ふきのとう
堀之内たらの芽生産組合 たらの芽
JA北魚沼 すいか、カリフラワー
南魚沼 JAみなみ魚沼 すいか、カリフラワー
JAみなみ魚沼 いも類
JAみなみ魚沼 少量多品目(直売)
十日町 JA十日町ねぎ部会 ねぎ
JA十日町かぼちゃ生産部会 かぼちゃ
JA十日町 切り花(ユリ、草花)
JA津南町 切り花(草花)
JA津南町キャベツ部会 キャベツ
津南町 にんじん
津南町 アスパラガス
津南町 スイートコーン
十日町市(生産組合) 十日町市(生産組合)
柏 崎 JA柏崎えだまめ生産部会 えだまめ
JA柏崎たまねぎ生産部会 たまねぎ
JA柏崎 かき
JA柏崎 少量多品目(直売)
上 越 JAえちご上越えだまめ部会 えだまめ
JAえちご上越 キャベツ、カリフラワー等
JAえちご上越アスパラ倶楽部 アスパラガス
JAえちご上越直江津施設園芸部会 トマト、きゅうり
JAえちご上越 少量多品目(直売)
上越地域加工用ぶどう 加工ぶどう
少量多品目園芸産地(妙高市、上越市) 少量多品目(直売)
糸魚川 JAひすい丸なす部会 丸なす
JAひすい えだまめ
JAひすい産直運営協議会 少量多品目(直売)
佐 渡 JA佐渡柿部会 かき
JA佐渡アスパラガス倶楽部 アスパラガス
JA佐渡みかん倶楽部 みかん
羽茂ル レクチエ生産組合 ル レクチエ
JA羽茂 アスパラガス、加工柿等

 

新たに上記品目を栽培してみたいなどの相談は、県相談窓口(各地域振興局(農業普及指導センター))までお問い合わせください。

また、ご相談いただいた内容については、円滑なサポートを行うため、必要に応じて、市町村やJAなどの関係機関(産地支援チーム)と情報共有させていただきます。

各地域振興局(農業普及指導センター)の連絡先はこちら

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