ふるさとの森と心豊かな暮らしを育む 第 3回「にいがた県産木材大賞」の表彰を行いました
県産木材の供給及び利用の推進について顕著な功績があった者に対し、知事表彰を行いました。
木材生産・加工部門、木材利用部門で顕著な功績があった4者に対して、花角知事より賞状を授与いたしました。

【表彰式】
令和4年11月1日(火曜日) 弥彦神社
【受賞者】
○木材生産・加工部門(生産)
受賞者 |
主な功績 |
有限会社
中惣林業
(阿賀町)
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計画的に森林経営計画をたて、森林整備や高性能林業機械を活用した安定的、効率的な木材生産に取り組んでいる。
学生を伐採現場の視察に受け入れるなど林業に関する普及啓発にも取り組んでいる。
 
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(受賞者の声) |
第3回「にいがた県産木材大賞」を受賞させていただき関係者の皆様に感謝申し上げます。
森林、林業に携わって46年になりますが、昭和50年代は拡大造林の旗を掲げ、18haの杉植栽をし、「法正林」化を目標にしました。
令和に入り、その杉を利用間伐、皆伐を実施し、皆伐跡地は機械地拵えをし、私の代で杉の一生を終了し、再生しました。昔は「三代で山一生」と言われておりました。
今後は森林を将来に受け継ぎ、適切な森林整備と管理を行い安定供給と再造林を促進し、循環型林業を確立し学生(本年度は大学生、高校生、小学生)を現場の視察に受け入れ、普及啓発に取り組んでまいりたいと思います。
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○木材生産・加工部門(加工)
受賞者 |
主な功績 |
山北木材加工協同組合
(村上市)
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組合設立以来、木材加工施設の整備を推進し、生産性の向上や多様な工法にも対応できる体制を整えている。
伐採の業務を行える会社を設立するなど川上から川下まで木材を安定供給できる体制の構築にも取り組んでいる。
 
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(受賞者の声) |
この度は、第3回「にいがた県産木材大賞」を受賞させていただき、大変嬉しく思っております。
私たちの仕事は、森を守り、自然を守っていくことです。近年の異常気象における自然災害を防ぎ、未来の命を守るために活動を続けていきます。本当にありがとうございました。
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○木材利用部門
受賞者 |
主な功績 |
五泉市
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市が建設する施設について、積極的に木造化・木質化を図り、地域材の使用量を増やしている。
市施設の地域材の積極的な使用により、地域材の積極的な使用により、地域材を使おうという意識が地域内に広がってきている。
 
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(受賞者の声) |
第3回「にいがた県産木材大賞」の受賞にあたりまして、関係各位様に深く感謝申し上げます。
この度の受賞については、地元の森林組合および建設業、関連業者の方々の協力・連携があってこその受賞と思っております。
今後も、関係団体の皆様と連携をはかりながら、地域産材の利用促進に努めて参りたいと思います。
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〇木材利用部門
受賞者 |
主な功績 |
株式会社
布施材木店
(上越市)
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40年に渡り、自社製造の強みを生かし、県産木材をふんだんに使った住宅を建築している。木材の優れた機能のみならず、県産材利用の意義のPRに取り組んでいる。
 
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(受賞者の声) |
この度は、第3回「にいがた県産木材大賞」を受賞させていただき誠にありがとうございます。
弊社が長年に渡り県産材を主とした国産材100%の人と環境にやさしい家づくりの取り組みを評価していただき、推薦していただきました関係各位様に感謝申し上げます。
これからも弊社の製材技術を生かし、県産材を積極的に設計に取り入れ、木材の優れた機能、調湿効果により心地よい暖かみのある居住空間をご提案してまいります。
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【過去の受賞者概要】