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佐渡地域振興局地域整備部では、公共事業に対する興味や関心を持ってもらうため、地域で実施している工事を題材に、工事の効果や土木の魅力を伝えています。
今回は、佐渡市立松ヶ崎小学校の児童と佐渡市立松ヶ崎中学校の生徒を対象に「道路工事 現場見学会」を開催しました。
このような取組を通じて、多くの児童・生徒が建設業に魅力を感じてくれることを期待しています。
令和3年10月19日(火曜日) 13時40分~15時10分
主要地方道 佐渡一周線(前浜南道路)の位置する佐渡市莚場~松ヶ崎間は道路の幅員が狭く、車両同士のすれ違いが困難なこと、道路に面して急峻な地形となっていて落石危険箇所が点在しています。また、歩道がなく、歩行者が安全に通行することが出来ません。
そのため、佐渡市莚場~松ヶ崎間の4.8kmを道路拡幅と歩道新設の工事を行っています。
現在、事業延長4.8kmのうち、4.14kmは工事が完了し、残り0.64kmの工事を行っています。今回は、この残り0.64km区間の現場で見学会を行いました。
まず初めに、県の職員と工事をしている帯刀建設(株)の方から工事の概要を説明してもらいました。
その後、ICT建設機械について帯刀建設(株)や(株)小松製作所の方々から説明していただき、子供達にバックホウやブルドーザの運転席にも座ってもらいました。
次に、バックホウによる法面の整形やブルドーザによる砂利の敷き均しをICT建設機械で実演し、法面がきれいに整形されいてく様子や砂利が均等に敷き均されていく様子を見て、その上を歩いて実感してもらいました。
ICT建設機械(バックホウ)で法面を整形 運転席のモニターと同じものがタブレットでも見れる
ICT建設(ブルドーザ)で砂利を敷き均し 敷き均した上を歩いて均等になっていることを実感
場所を移動し、コンクリート擁壁に子供たちから思い思いの絵をかいてもらいました。
絵の大きさは幅約10m、高さ約2mの大きな絵で、トキや灯台、カメやイルカなど様々な絵を色とりどりに表現し、素敵な絵が出来ました。
最後に、近くの佐渡市立多田保育園の園児が見学に来てくれました。
地域整備部では、土木の仕事や土木施設の役割などを分かり易く解説する出前講座や、現場見学・職場体験などを随時実施していますので、ご希望の方は下記問い合わせ先までお気軽にご相談ください。
ご要望に応じて柔軟に対応いたします。
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