佐渡地域振興局地域整備部及び建設業関係団体((一社)新潟県建設業協会佐渡支部、佐渡測量設計業協同組合)は、建設業の担い手確保を目的とし、建設業の重要性と魅力を理解してもらうとともに、将来の就職先の1つの選択肢となるよう土木のPR活動を連携して実施しています。
今回は県立佐渡総合高校で、インフラ整備や災害復旧等を通じて地域を支え、安全・安心な暮らしを守る建設業の「やりがい」や「魅力」を紹介するとともに、将来の建設業の担い手になってもらうことを目的に、測量機器や測量で使用するドローンの操作体験、工事現場見学、重機見学・試乗体験を行いました。
・開催日:令和6年10月24日(木曜日)
・対 象:県立佐渡総合高校環境工学系列2年生(18名)
土木の仕事を紹介
今回の授業では、佐渡地域整備部、測量設計業協同組合、建設業協会から計22名がメンバーとして訪問しました。
初めに佐渡地域整備部職員が「土木とは何か」、「土木の仕事の種類」について説明し、測量設計業協同組合と建設業協会から仕事の概要ややりがいを説明しました。
測量設計業の仕事についての説明 建設業の仕事についての説明
工事現場を見学
二級河川大野川護岸工事の現場を見学しました。
現場では県の担当者と施工業者から、河川工事の目的や現在の工事内容を説明しました。
生徒は説明を聞いたことで、河川工事の必要性や規模の大きさに驚いた様子でした。
測量体験
測量機器と測量で使用するドローンの操作体験を行いました。
測量機器は学校の器具とは違い機能の多さに手惑いながらも、使い方を教わりながら操作していました。
ドローンの操作では、安全のために測量設計業協同組合員から注意事項を教えてもらいながら、慎重に飛行させました。
最後に、みんなで集合写真を撮影しました。
重機の見学・試乗体験
作業機械(ユニック、ホイールローダ、クレーン、起重機船、引船、潜水士船)を見学しました。
ホイールローダの運転席に乗り込んで建設業協会員から重機の操作方法を教えてもらい、生徒たちは重機の大きさに驚いていました。
おわりに
生徒の皆さんは、今まで以上に土木について理解や興味を示していただき、土木への就職を考えてみたいと言っている生徒もいました。