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ふるさとへの愛着と誇りを育み、郷土の貴重な宝である文化財への愛護精神を醸成することを目的として、学校(高校)の授業や各種団体が主催する勉強会などに文化財専門調査員が訪問し、県内の埋蔵文化財の魅力をわかりやすく解説しています。
【授業名】 発掘調査から分かる地域の歴史
【聴講者】2年生64名
【内容】
旧石器時代から古代にかけての加茂市の遺跡を紹介し、出土品等から推測される当時の生活の様子を説明しました。また、文化財調査員とはどのような仕事なのか説明しました。
▶加茂高校付近には初期荘園とつながる遺跡があることに驚いた。自分でも知っているような木簡とかがあって、意外と身近なんだなと思った。
▶現在使用している教科書はたくさんの史料や調査などからできていることが分かった。また新しい職が分かった。
▶今回初めて実際に土器を手に取ってみて意外と重量感があったり色々感じたこともありましたが、細かい模様や繊細さがあり美しい土器を生み出した先人の技術力に驚きました。
【授業名】 甦る!新潟の古代荘園
【聴講者】2年生115名
【内容】
初期荘園・寄進地系荘園の違いを説明し、県内の荘園関連遺跡から出土した道具類を中心に荘園での暮らしについて紹介しました。
▶荘園のしくみでよく分からない所があったのですが、今回の授業で理解することができました。発掘された物を近くで見れたり、触ったりなど貴重な経験ができてよかったです。
▶文化財調査員という自分が今まで知らなかった職業についての話が聞けて面白かった。
▶発掘された道具から歴史をひもといているのはすごいと思った。とても興味をもちました。まだまだ謎が多く分かっていないことが多いのも生きてるうちにたくさん知りたいと思いました。
【授業名】 地域に残る知られざる新潟の古代
【聴講者】2年生66名
【内容】
県内遺跡の発掘調査から分かった、新潟の古代のくらしや文化財調査員の仕事について紹介しました。
▶古墳について最初はわからなかったが、今回の授業を通して改めて古墳の魅力に気付かされました。とても有意義な時間だったと思います。
▶今まで遺跡を気にしたことはなかったので、知る機会になってよかったです。これからはもし近くに遺跡があるなら見てみたいです。
▶自分の好きな分野を極めて、県職員として仕事にできていることが素晴らしいと思いました。
【授業名】 縄文土器から分かること
【聴講者】1~4年生37名
【内容】
十日町市の笹山遺跡や火焔土器を中心に、縄文時代の文化・特徴について紹介しました。
【授業名】 古代人のくらし・地域に残る知られざる新潟の古代
【聴講者】2年生83名
【内容】
県内遺跡の発掘調査から分かった奈良・平安時代のくらしについて紹介しました。また、グループごとに時代や用途の異なる土器を配り、土器の形や特徴からその土器がどのように使われたかを考えました。
▶説明をずっとしているのではなくて、最初にグループで話し合ったり、他班の土器を見たりできたことがよかったです。土器を見てどう使っていたかを考えたりするのは研究者みたいで楽しかったです。
▶土器も時代によって硬さや形が変わっていた。また、どこが黒いか、口の部分がなぜすぼんでいるのか、なぜ底が浅い土器と深い土器があるのか、どこで使い道があるかなど、よくわかった。
▶土器に残っている跡や形でどのように使われていたのかを考察できるのはすごいなと思いました。1万年後くらいに、自分の家の皿などの使い方を考察されてたら恥ずかしいなと思いました。
【授業名】(1限時) 地域に残る知られざる新潟県の古代 (2限時) 甦る!新潟の古代荘園
【聴講者】2年生12名
【内容】
県内遺跡の発掘調査から分かった奈良・平安時代のくらしについて紹介しました。また、縄文時代から中世までの実物の土器を見ながら、土器の使われ方等について説明しました。
▶授業で習っていたこと以外にも知らないことがたくさん出てきて、面白いなと思いました。調査現場にも行ってみたいと思いました。
▶古代の食事に使っていた土器の話が面白かった。
▶昔の人のモノ作りの技術は現代とは違うすごさがあると思った。道をつくるのも食器などの土器をつくるのも相当な技術があったんだなと思った。歴史は現代の文化や生活につながっている大切なものだと改めて感じた。
【授業名】 (1)日本の石ヒスイ (2)遺跡調査からわかる災害
【聴講者】3年生20名
【内容】
糸魚川市内から出土した古墳時代のヒスイの勾玉など県内遺跡出土の遺物を織り交ぜながら、ヒスイの魅力と利用の歴史について解説しました。また、県内の遺跡調査で発見された地震・洪水などの災害痕跡から明らかになった地域の災害の歴史についても解説しました。
▶ヒスイは光を当てるときれいというのは知っていたけど、実際に見たら想像以上にきれいで感動しました。また、昔の人もピアスしているんだなと驚きました。
▶普段、聞けない貴重な話を聞けて興味がわきました。博物館で展示されるような物を手にとって見ることができて楽しかったです。
【授業名】 甦る!新潟の古代荘園
【聴講者】2年生78名
【内容】
発掘調査によって様子が明らかになりつつある古代越後国の荘園について、調査成果をもとに絵図や木簡を交えながら解説しました。
▶有名な寺の荘園が新潟県にあると知って驚いた。発掘に興味がわいた。発掘現場を見に行ってみたい。
▶新潟県の初期荘園がどのように成立したかや、発見された遺跡の場所、内容などを詳しく知れて良かった。実際の木簡を見て、墨の色が薄くなっているのがわかった。須恵器に書かれた文字はくっきりと残っていた。
▶漆を使った物を作る技術があったことにも驚いた。日々、多くの遺跡が見つかっていると思うと、身近なところに昔の人々の生活の跡があるのかも知れないと思った。
【授業名】( 1限時) 地域に残る知られざる新潟県の古代 (2限時) 甦る!新潟の古代荘園
【聴講者】2年生32名
【内容】
平城京や平安京に都があった時代の新潟県はどのような社会であったのか、県内の発掘調査成果をもとに絵図や木簡を見せながら解説しました。
▶遺跡の話や実際に土器に触れたり、木簡も見れて良かった。
▶土器の話も、荘園の話もとても興味深かった。土器の断面を触るのは楽しかった。
▶土器に直接触れて、それぞれの土器の違いを知ることができて良かった。
【授業名】 発掘でわかった上越地方の原始・古代
【聴講者】2年生45名
【内容】
上越地方における発掘調査成果を実際の上越市内出土の遺物を通して、旧石器時代から平安時代の概説を説明しました。
▶上越市の身近なところに古墳があることは知らなかったのですごいと思った。実際に見てみたい。
▶よく発掘調査と言う言葉を耳にしたが、遺跡の上に道路をつくるときなどに行われることを知れてよかった。
▶上越地域に2,000以上もの遺跡があると思っていなかったので驚きました。