高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜（３例目）の確定について

​　１月12日に上越市の採卵鶏農場で発生した高病原性鳥インフルエンザを疑う事例は、本日８時に高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜※であると確定されましたので、その概要をお知らせします。

１　農場の概要
（１）所在地：上越市
（２）飼養状況：採卵鶏　約10万5千羽​​

２　経緯
（１）１月12日朝、当該農場から上越家畜保健衛生所に、死亡羽数が増加した旨の通報がありました。
（２）上越家畜保健衛生所が立入検査を行い、同日12時頃に簡易検査でA型鳥インフルエンザの陽性を確認しました。
（３）その後、中央家畜保健衛生所で実施した遺伝子検査で陽性となり、本日８時に農林水産省によりH5亜型の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確定されました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

３　対応
（１）当該農場の鶏の殺処分及び埋却等の実施
（２）発生農場の半径３～10km区域内の鶏等の搬出を制限
（３）感染拡大防止のため、発生農場の周辺地域に消毒ポイントを設置し、畜産関係車両の消毒を実施
（４）周辺農場の異常の有無の確認及び県内の全養鶏場に対する注意喚起

４　その他
（１）我が国では、これまで家きん卵及び家きん肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは報告されていません。
（２）現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、生産者の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いします。特にヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いします。なお、農場の防疫作業画像については、県が撮影したものを提供します。
（３）今後とも、本件に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いします。

報道発表資料 [PDFファイル／119KB]

＜この記載事項に関する問い合せ先＞

新潟県鳥インフルエンザ対策本部　家畜防疫班　担当： 太田
電話 025-282-1733
内線 6524