佐渡地域振興局地域整備部及び建設業関係団体(新潟県建設業協会佐渡支部、佐渡測量設計業協同組合)は、建設業の担い手確保を目的として、学生のみなさんに地域を支えて暮らしを守る建設産業の重要性と魅力を理解してもらうとともに、将来の就職先の1つの選択肢となるよう土木のPR活動を連携して実施しています。
今回は県立佐渡総合高校で、インフラ整備や災害復旧等を通じて地域を支え、安全・安心な暮らしを守る建設産業の「やりがい」や「魅力」を理解を深めてもらうとともに、将来の建設産業の担い手になってもらうことを目的に、測量で使用するドローンの操作体験、工事現場見学、重機見学・試乗体験を行いました。
・実施日:令和4年10月27日(木曜日)
・対 象:県立佐渡総合高校環境工学系列2年生18名の皆さん
土木の仕事を紹介
今回の授業では、佐渡地域整備部、佐渡測量設計業協同組合、(一社)新潟県建設業協会佐渡支部から計14名がメンバーとして訪問しました。
初めに佐渡地域整備部職員が「土木とは何か」、「土木の仕事の種類」について説明し、授業の進め方を確認しました。
土木と建築の違いを改めて確認しました
高校内の敷地でドローンを操作体験
地域整備部からの説明後、ドローンの操作体験を行いました。
ドローンの操作では、安全のために佐渡測量設計業協同組合員から注意事項を教えてもらいながら、実際に飛行させました。
体験後にはドローンで測量することも可能と説明を聞きました。
最後に、みんなで集合写真を撮影しました。
工事現場を見学
ドローンの操作体験後、高校近くの工事現場を見学しました。工事現場は川幅を広げている工事です。
現場では河川を管理している県の担当者と施工業者から、河川の改修計画や工事の進捗状況、この現場での施工の注意点などを聞きました。
この河川の改修計画について説明を聞きます この現場での施工時の注意点を聞きます
重機の見学・試乗体験
現場見学後、バスに乗り込んで重機や作業船を見学できる工事現場に移動しました。
行き帰りのバスの車内では建設業協会員から建設業の仕事や魅力について説明を聞きました。
現場ではクレーン、バックホウ(土を掘る機械)、ホイールローダ(土や雪を持ち上げたり押したりする機械)、潜水士船(海中作業する潜水士が使う船)を見学し、運転席に乗り込んでみました。
運転席では建設業協会員から重機の操作方法を教えてもらいました。
おわりに
生徒の皆さんには少しでも土木に興味を持ってもらい、将来は地域の守り手である建設産業に就職してもらえたら大変うれしいです。
佐渡地域整備部では、土木のPR活動をこれからも積極的に開催したいと考えています。
ご要望やご相談などございましたら、佐渡地域整備部計画調整担当(このページ末尾のお問合せ先)まで、お気軽にご連絡ください。ご連絡お待ちしています!