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鳥インフルエンザはA型インフルエンザウイルスが原因となる鳥の病気です。家きん(鶏や七面鳥等)に対する病原性によって、高病原性鳥インフルエンザ、低病原性鳥インフルエンザに区分されます。
国内ではこれまで、家きん肉や卵を食べることで人が鳥インフルエンザに感染した例は報告されていません。
1例目:令和6年10月26日 上越市・採卵鶏・約200羽
2例目:令和6年11月6日 胎内市・採卵鶏・約34万羽
⇒詳細については鳥インフルエンザに関する情報をご確認ください。
※野鳥での発生については環境対策課のページ野鳥に関する鳥インフルエンザについてをご確認ください。
・農場での発生:令和6年10月17日に北海道の農場において発生して以降、複数発生しています。
→詳細については農林水産省HP<外部リンク>をご確認ください。
・野鳥での発生:令和6年9月30日に北海道で回収された野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されて以降、全国で検出されています。
→詳細については環境省HP<外部リンク>をご確認ください。
家畜保健衛生所では、特定家畜伝染病防疫指針に基づいて、6月から9月までの期間、同一農場の10羽について抗体検査を実施しています。 (令和6年10月の指針改正に伴い、検査期間及び検査項目が変更されました)
期間 | 検査農場数 | 1農場当たり 検査羽数 |
延べ検査羽数 | 抗体検査 | ウイルス分離 |
---|---|---|---|---|---|
令和元年度 | 12農場 | 10羽 | 1,440羽 | 全て陰性 | 検出されず |
令和2年度 | 12農場 | 10羽 | 1,440羽 | 全て陰性 | 検出されず |
令和3年度 | 12農場 | 10羽 | 1,440羽 | 全て陰性 | 検出されず |
令和4年度 | 12農場 | 10羽 | 1,230羽 | 全て陰性 | 検出されず |
令和5年度 | 12農場 | 10羽 | 1,440羽 | 全て陰性 | 検出されず |
令和6年度 | 12農場 | 10羽 | 760羽 | 全て陰性 | 検出されず |
家畜保健衛生所では、特定家畜伝染病防疫指針に基づいて、10月から翌年5月までの期間、14農場を無作為に抽出し、1農場当たり10羽の抗体検査を実施しています。 (令和6年10月の指針改正に伴い、検査対象農場数が変更されました)
検査農場数 | 検査羽数 | 抗体検査 | |
---|---|---|---|
令和元年度 | 29農場 | 290羽 | 全て陰性 |
令和2年度 | 29農場 | 290羽 | 全て陰性 |
令和3年度 | 28農場 | 280羽 | 全て陰性 |
令和4年度 | 22農場 | 220羽 | 全て陰性 |
令和5年度 | 28農場 | 280羽 | 全て陰性 |
令和6年度 | 13農場 | 130羽 | 全て陰性 |
防疫対策の再点検を行い、発生予防に万全を期すようお願いします。
毎日飼養鶏の健康観察を行い、異状がみられた場合は直ちに家畜保健衛生所へ通報してください。
鳥インフルエンザウイルスは感染した鳥と濃厚に接触した場合を除き、通常は人に感染する可能性は極めて低いと考えられています。また、国内ではこれまで、家きん肉や卵を食べることで人が鳥インフルエンザに感染した例は報告されていません。
国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、家庭等で飼っている鳥が直ちに感染するということはありませんが、野鳥の近くに行ったりすることはできる限り避けてください。鳥の体や糞に触れた後は、手洗いとうがいをしましょう。
死亡した野鳥を見つけた場合は素手で触らず、市町村役場、警察署、県地域振興局健康福祉環境部または環境局環境対策課までご連絡ください。