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魚沼市内の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0738584 更新日:2025年4月5日更新
発生概要 

 令和7年4月3日午前10時頃、魚沼保健所管内の医療機関から魚沼保健所へ、「4月1日に魚沼市内の飲食店『株式会社モンブラン』で調理された弁当を喫食した後に胃腸炎症状を呈した患者1名を診察した。患者の申し出によると同じグループの複数名も発症している。」旨の連絡があった。

 同所が調査した結果、4月1日に同飲食店が提供した弁当を喫食した5グループ127人のうち3グループ20人が、4日2日午前7時頃から吐き気、下痢、腹痛等の症状を呈していたことが判明し、検査の結果、3グループ11人の患者及び調理従事者5人の便からノロウイルスが検出された。

 同所は、患者に共通する食事が同飲食店が提供した弁当に限られること、患者及び従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、同飲食店が提供した弁当を原因とする食中毒と断定した。

 なお、患者は全員快方に向かっている。

患者の状況 摂食者数 127人
患者数 20人 (男性6人、20~60歳代  女性14人、10~60歳代)
治療を受けた者 8人
入院した者 0人
症状 吐き気、下痢、腹痛等
原因施設 名称 株式会社 モンブラン
営業者 株式会社 モンブラン 代表取締役 山本 保(やまもと たもつ)
所在地 魚沼市佐梨(さなし)646番地1
業種 飲食店営業(一般食堂)
原因食事 「株式会社モンブラン」が4月1日に提供した弁当
病因物質 ノロウイルス
検査 検査検体 患者便、従事者便、施設の拭き取り
検査項目 ノロウイルス、食中毒菌
行政措置

魚沼保健所は営業施設に対して次の措置を実施

・営業停止処分4月5日から7日(3日間) 

・調理施設の清掃消毒、調理器具・設備の洗浄消毒、従事者の健康管理の徹底を指示

・調理従事者に対して衛生教育を実施予定

この食中毒の担当事務所
魚沼保健所(魚沼地域振興局健康福祉部内)
■令和7年新潟県内食中毒発生状況(※本日発表分を含む)
  発生件数 患者数
4月5日現在 7件 89人
昨年同期 10件 152人

【ノロウイルスについて】

○特徴

・ノロウイルスに汚染された食品を摂取することにより感染する。ヒトからヒト、環境からヒトへ感染することもある。

・感染後1~2日間の潜伏時間の後、おう吐、下痢、腹痛、発熱等を引き起こす。(感染しても無症状の場合もある)

・85~90℃・90秒間以上の加熱により死滅させることができる。

○予防のポイント

・加熱調理食品は十分に加熱する。

(ノロウイルス汚染のおそれがある食品(二枚貝等)は中心部が85~90℃・90秒間以上)

・調理前、トイレ後、作業が変わる時等、十分な手洗いを徹底する。2度洗いが有効です。

・調理器具・設備の洗浄消毒を徹底する。

・調理従事者が下痢やおう吐等の症状があるときは、調理作業に従事しない。

 

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