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食中毒の発生情報や、食中毒予防強化期間に関する情報など、最新情報をお知らせします。
食中毒というと、飲食店などでの食事が原因と思われがちですが、皆さんが毎日食べている家庭の食事にも、食中毒の危険性が潜んでいます。家庭での食事作りにおける食中毒予防のポイントをチェックしてみましょう。
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。
食中毒を防ぐためには、細菌の場合は、細菌を「つけない、増やさない、やっつける」ことが大切です。
食中毒予防の基本は手洗いです。
調理前や、お刺身や生肉、卵を触った後、トイレに行った後、食事前は手を洗いましょう。
2~4を2回繰り返すと手洗いの効果がぐっと上がります。泡を立てて、流水でしっかり流しましょう。
食材を冷蔵庫や冷凍庫で保管することは多くの細菌の増殖を抑えることになります。
食材等を気温の高い室温に長時間放置しないようにしましょう。
また、多くの細菌は放置することにより増殖しますので、調理後は2時間以内を目安に速やかに食べきりましょう。
多くの細菌は加熱を十分に行うことで殺菌することが出来ます。
加熱する食品は、中心部温度を75℃で1分間以上、しっかりと加熱することが大切です。
二枚貝などのノロウイルスによる汚染のおそれがある食品は、「中心部温度を85~90℃で
90秒間以上」、十分に加熱しましょう。
家庭での食中毒予防は、食品を購入してから、調理して、食べるまでの過程で、いかにして食中毒予防の3原則を実践していくかにあります。厚生労働省ホームページでは、「買い物」「家庭での保存」「下準備」「調理」「食事」「残った食品」の6つのポイントについて、わかりやすく解説しています。
食中毒の原因には、細菌、ウイルス、自然毒、化学物質、寄生虫などさまざまなものがあり、食べてから症状が出るまでの期間やその症状、予防方法も異なります。
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