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| 発生概要 |
3月2日午前8時半頃、患者の家族から南魚沼保健所へ、2月25日に南魚沼市内の旅館「五倫荘」に宿泊した複数名が胃腸炎症状を呈している旨の連絡があった。 同所が調査した結果、2月25日から28日の間に同旅館に宿泊した31グループ83人のうち、18グループ40人が発熱、下痢、吐き気、おう吐等の症状を呈していたことが判明し、検査の結果、7グループ12人及び調理従事者3人の便からノロウイルスが検出された。 同所は、患者に共通する食事が同旅館が提供した食事に限られること、患者及び従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、同旅館が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。 なお、患者は全員快方に向かっている。 |
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|---|---|---|
| 患者の状況 | 摂食者数 | 83人 |
| 患者数 | 40人 (男性33人、10歳未満~40歳代 女性7人、10歳未満~50歳代) | |
| 治療を受けた者 | 25人 | |
| 入院した者 | 0人 | |
| 症状 | 発熱、下痢、吐き気、おう吐等 | |
| 原因施設 | 名称 | 五倫荘(ごりんそう) |
| 営業者 | 小林 太加志(こばやし たかし) | |
| 所在地 | 南魚沼市舞子2056番地82 | |
| 業種 | 飲食店営業(旅館) | |
| 原因食品 | 「五倫荘」が、2月25日から28日の宿泊者に提供した食事(2月25日夕食から3月1日朝食) | |
| 病因物質 | ノロウイルス | |
| 検査 | 検査検体 | 患者便、従事者便、施設の拭き取り |
| 検査項目 | 食中毒菌、ノロウイルス | |
| 行政措置 |
南魚沼保健所は原因施設に対して次の措置を実施した。 ・営業停止処分 3月6日から3月8日まで(3日間) (3月4日夕食から食事の提供を自粛) ・調理施設の清掃、設備及び器具の洗浄消毒、従事者の健康管理の徹底を指示 ・調理従事者に対して衛生教育を実施予定 |
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| 発生件数 | 患者数 | |
|---|---|---|
| 3月6日現在 | 3件 | 60人 |
| 昨年同期 | 6件 | 93人 |
【ノロウイルスについて】
○特徴
・ノロウイルスに汚染された食品を摂取することにより感染する。ヒトからヒト、環境からヒトへ感染することもある。
・感染後1~2日間の潜伏時間の後、おう吐、下痢、腹痛、発熱等を引き起こす。(感染しても無症状の場合もある)
・85~90℃・90秒間以上の加熱により死滅させることができる。
○予防のポイント
・加熱調理食品は十分に加熱する。
(ノロウイルス汚染のおそれがある食品(二枚貝等)は中心部が85~90℃・90秒間以上)
・調理前、トイレ後、作業が変わる時等、十分な手洗いを徹底する。2度洗いが有効です。
・調理器具・設備の洗浄消毒を徹底する。
・調理従事者が下痢やおう吐等の症状があるときは、調理作業に従事しない。