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・平成21年度以降の「研究成果情報(成果)」、「普及技術(普及)」、「活用技術(活用)」は、研究成果名をクリックすると内容が表示されます。それぞれの区分はページ最下段をご覧ください。
・「研究情報(情報)」は研究成果名、担当部署のみを、平成20年度以前の研究成果は研究成果名、概要、担当部署のみを掲載しています。
・詳細についてお知りになりたい場合は該当部署におたずねください。
分野 ( )内は成果数 |
年度及び 技術区分 |
研究成果名及びその要約 (成果名をクリックすると成果の内容が表示されます。) | 担当部署 | |
穀類加工食品 (38) |
穀類加工食品 | |||
令3・成果 |
・無菌包装米飯の香気成分n-ヘキサナール強度は保存中の品質劣化評価に利用できる。吊り下げ型捕集剤を用いることで、GC-MS による分析を簡便に行える。 |
食品研究センター | ||
令3・成果 |
米菓の低コスト製造につながる粉末油脂による生地の物性制御技術 ・パーム油またはナタネ油を主原料とする粉末油脂を米菓原料に乾物当たり5 %前後添加することで、冷蔵時の生地硬化が促進または抑制 され、生地の冷蔵硬化時間を制御できる。パーム油の粉末油脂の添加により、もち米菓の製造日数を5日から4日に短縮できる。 |
食品研究センター | ||
令3・参考 |
精米水可溶性タンパク質含量と、炊飯米の外観白さ及びつや、白色度、玄米未熟粒割合の関係性 ・精米の水可溶性タンパク質含量は、炊飯米の官能評価における外観の白さやつや、分光測色計による白色度と負の相関を、玄米未熟粒割合とは正の相関を示す。 |
食品研究センター | ||
令元・成果 | 音響振動データを活用する米菓の客観的食感測定法 ・貫入応力測定装置に音響振動測定装置を組み合せた食感測定システムにより、米菓の破断時の音響信号と貫入応力の同時測定が可能となり、それらの解析値から同じ硬さまたは異なる硬さの米菓の食感を客観的に特徴付けることができる。 |
食品研究センター | ||
平26・成果 | 米粉で作成したバッターは吸油性が低い ・米粉のバッターは小麦粉と比較して吸油量が少ない。米粉よりバッターを作成する場合、同程度の粒径であれば澱粉損傷度を低くする事でより吸油量を下げることが可能となる。 |
食品研究センター | ||
平24・普及 | 低アミロース米品種「秋雲」は柔らかさを保持する米粉スポンジケーキ製造に適する ・低アミロース米品種「秋雲」を湿式気流粉砕した微細米粉を用いてスポンジケーキを製造することで、外観は「コシヒカリ」とほぼ同等で、柔らかさや弾力を保持する(物性の変化が小さい)スポンジケーキが製造できる。 |
食品研究センター 作物研究センター |
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平24・普及 | 米粉を使用した乾麺の製造技術 ・生地水分を均一にして製造した米粉麺を、温度と湿度を制御しながら緩慢に乾燥することで、落麺や変形の少ない米粉乾麺を製造することができる。 |
食品研究センター | ||
平22・普及 | 「こしのめんじまん」を使用した米粉麺の製造法
・水浸漬後、澱粉損傷度1~7%となるように粉砕した「こしのめんじまん」米粉を、水分42~45%かつ酸溶解度45~50%となるように加熱し押し出し式製麺を行うことで、コシが強く茹でのびしにくい米粉麺を製造することができる。 |
食品研究センター 作物研究センター |
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平14・普及 | 大豆入りパンの製造法
・脱皮した大豆を蒸気で加熱して酵素を失活させた後、乾燥・粉砕したものをパン生地に添加することで、青くさみのないパン本来の香味を有する大豆入りパンを製造することができる。 |
食品研究センター | ||
平14・普及 | 柿渋を利用した煮溶け耐性餅の製造法
・糯米を水浸漬する際、浸漬水に柿渋液10%量を添加して餅を製造することにより、煮溶け耐性のあるものができる。 |
食品研究センター | ||
平13・普及 | 小豆を利用したクッキー、ケーキの製造技術
・小豆を利用した洋菓子の製造において、クッキーは卵無添加で練り餡を加えることにより、バターケーキは乾燥餡と甘納豆、ガム類を加えることにより、小豆の特徴を生かした洋菓子が製造できる。 |
食品研究センター | ||
平11・普及 | 餅製造ラインを利用する粳米の餅状整形体の製造法
・粳米をペクチナーゼ及びプロテアーゼを溶解したリン酸-クエン酸緩衝液(pH4)に浸漬処理後、水分48~52%の粳蒸米を調製すると、これを既存の餅製造ラインに流すことで粳米の餅状整形物が製造できる。 |
食品研究センター | ||
平11・普及 | 米乳酸発酵液をスターターとするサワーブレッドの製造法
・サワーブレッドの製造に際し、適量の米乳酸発酵液をパン生地に加え、乳酸発酵を先行させて短時間で乳酸を生成させることにより、以後、通常の製パン工程を経て24時間以内に生地の仕込みから焼成までを完了することができる。 |
食品研究センター | ||
平24・活用 | ピンミル製粉機によるパン用微細米粉の製造技術 ・60分以上浸漬したうるち精白米をピンミル製粉し、平均粒径約75μm以下程度、澱粉損傷度4%以下の米粉を製造することができる。この米粉を用いることで比容積4ml/gを超える形状に優れた米粉パンを作製することができる。 |
食品研究センター | ||
平23・活用 | 豆腐加工適性の高い県産大豆「エンレイ」の選定法
・県産エンレイで豆腐硬度45g/平方センチメートル以上の豆腐を製造する場合、大粒を使用し、塩化マグネシウム凝固では百粒重32.8 g以上、グルコノデルタラクトン凝固では31.6 g以上のものを選定する。 |
食品研究センター 作物研究センター |
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平23・活用 | 味噌加工に適する県産「エンレイ」の選抜方法
・味噌の色調濃化は味噌水分が高いほど抑制される。味噌水分は処理大豆水分や吸水倍率と相関がある。県産エンレイでは、味噌の色調濃化抑制を主とした味噌用好適大豆の条件は吸水倍率約2.28以上、蛋白質含量で約44%(無水換算)以下が好ましい。 |
食品研究センター 作物研究センター |
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平23・活用 | コメタンパク質抽出物は歯周病菌による細胞障害を抑制する
・コメタンパク質抽出物は、口腔細胞に対する歯周病菌の細胞障害作用を抑制することで歯周病予防機能を発揮する。 |
食品研究センター | ||
平22・活用 | 米の品種と米粉パンの形状、膨らみとの関係
・米粉パンの形状やパン比容積は、米粉のアミロース含量に大きく影響される。アミロース含量が16~25%程度の米を用いることで、品質に優れた米粉パンが製造できる。 |
食品研究センター | ||
平16・活用 | 米菓の硬さの分類方法
・米菓を急速硬化型樹脂で固定した後、貫入応力の傾きを測定することにより、米菓の硬さを官能評価分類することができる。 |
食品研究センター | ||
平13・活用 | ベーカリーオーブンを利用した米菓の製造法
・水挽きした米磨砕液を4時間静置、沈殿区分を用いることにより、ベーカリーオーブンにて低温焼成することが可能となり、今までにない形状や食感を有する新しいうるち米菓を製造する。 |
食品研究センター | ||
平25・情報 | 超硬質米「EM10」の米粉加工適性 | 食品研究センター | ||
平25・情報 | 超硬質米「北陸粉243号」の製粉特性および米粉加工適性 | 食品研究センター | ||
平24・情報 | 裂皮粒及びしわ粒の成分と納豆加工適性 | 食品研究センター 作物研究センター |
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平23・情報 | 粉を原材料とした餅は温度による物性変化が小さい | 食品研究センター | ||
平23・情報 | 乳酸菌を利用した中華麺の製造方法とその特長 | 食品研究センター | ||
平22・情報 | ダッタンソバ内在ルチンの簡易残存方法 | 食品研究センター | ||
平21・情報 | タンパク質含量と玄米粒厚がカレーライス用途適性に与える影響 | 食品研究センター | ||
平21・情報 | コメタンパク質は歯周病予防用途の機能性食品素材として利用できる | 食品研究センター | ||
平20・情報 | 湿熱処理による米の難消化性向上 | 食品研究センター | ||
平20・情報 | エゴマの加熱処理による酸化程度と破砕特性 | 食品研究センター | ||
平19・情報 | 県産大豆の種皮と大豆多糖類含量が豆腐加工性に与える影響 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 米粉パン用ミックス粉の製造コスト低減 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 低アミロース米の理化学的特性 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 低アミロース米の米菓加工特性 | 食品研究センター | ||
平17・情報 | 豆乳の凍結変性による新規加工食品素材の開発 | 食品研究センター | ||
平17・情報 | 長期貯蔵米の古米臭低減方法 | 食品研究センター | ||
平16・情報 | 煮豆の皮浮き・裂皮粒発生率の推定法 | 食品研究センター | ||
平16・情報 | 包装餅のボツリヌス菌汚染に対する流通安定性 | 食品研究センター | ||
園芸加工食品 (28) |
園芸加工食品 | |||
平30・成果 | 長期貯蔵できる金糸瓜の収穫期の目安
・金糸瓜の収獲時期は、日積算温度 900℃・day を目安とする。これにより金糸瓜の品質は、貯蔵後 160 日まで確保できる。 |
食品研究センター | ||
平28・成果 | 新潟オリジナル乳酸菌を用いた衛生的な非加熱食品素材の製造技術
・地域特産農産物のペーストに乳酸菌ウオヌマ株を100万個/g以上接種して5℃で1~2週間以上発酵させることにより非加熱でも大腸菌群陰性となり、適度な酸味や機能性アミノ酸を付与した食品素材となる。 |
食品研究センター | ||
平24・活用 | もも加工品が適熟食感となる品種と加工条件 ・ももの良食味のコンポートは、収穫始期前から盛期の「あかつき」、収穫始期前及び始期の「白根白桃」を用い、最適な加熱条件で処理することで製造できる。 |
食品研究センター | ||
平21・活用 | 機能性成分を保持したアスパラガスの食品素材化
・アスパラガスを薄切りにし60℃、20時間で温風乾燥することで、機能性成分を保持し風味あるアスパラガスの食品素材を製造できる。 |
食品研究センター | ||
平21・活用 | ポリフェノールを生かした山菜茶の加工法
・山菜茶は、蒸し、裁断、乾燥と簡便な加工方法で製造できる。製造した乾燥茶葉には原料に多く含まれるポリフェノール成分が残り、抗酸化性がある。 |
食品研究センター | ||
平21・活用 | 「ル レクチエ」の多様なジュース製造技術
・「ル レクチエ」適熟果実をピューレに加工し、酵素(ペクチナーゼ)添加量を調整して処理することで、混濁から透明までの多様なジュース素材が製造できる。 |
食品研究センター | ||
平20・活用 | 風味のある乾燥タケノコの製造法
・風味を残した乾燥タケノコは、干し椎茸並に利用でき、煮物の具材に適し、加熱、裁断、冷凍処理、乾燥の簡便な工程で製造できる。 |
食品研究センター | ||
平20・活用 | ミズナ茶の製造法
・ウワバミソウ(ミズナ)の葉は、嗜好性のある飲料に適し、蒸し、裁断、乾燥と簡便な工程でお茶(ミズナ茶)を製造できる。 |
食品研究センター | ||
平20・活用 | 辛味が再現できる乾燥カラシナの製造法
・自生カラシナを加熱処理した後、通風乾燥することにより辛み発現成分を保持したカラシナ乾燥品が製造できる。 |
食品研究センター | ||
平18・活用 | 食用菊の花弁とガクの分離装置
・開発した分離装置は、花弁の損傷を抑えつつ、手もぎよりも効率良く食用菊の花弁とガクを分離できる。 |
食品研究センター 基盤研究部 |
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平18・活用 | “おおばぎぼうし”の葉柄を乾燥した山かんぴょうの製造法
・生長した”おおばぎぼうし”の葉柄の硬さを確認した後、加熱処理し、天日で緑色を 消失させ乾燥することにより、良質な山かんぴょうを製造できる。 |
食品研究センター | ||
平16・活用 | 有効成分を多く含む桑葉粉末の製造法
・凍結真空乾燥した桑葉をヘキサン等で脱脂後、気流粉砕機等で微粉砕とすることにより、従来の通風乾燥法に比し有効成分を多く含み食品への利用性の高い桑葉粉末が調整できる。 |
食品研究センター | ||
平15・活用 | 酵母による沢庵臭の低減法
・塩蔵ダイコンを脱塩後、等量のグルコース40%、白醤油20%の溶液に漬け、約100万個/mlの耐塩性酵母を添加し、30℃2日間発酵させることにより、沢庵臭を低減させた沢庵を製造することができる。 |
食品研究センター | ||
平13・活用 | タンパク質由来の苦味を低減させるマイタケ酵素液の製造法
・マイタケの抽出液を疎水クロマトグラフィー用充填剤に吸着・溶出させることにより、タンパク質から生じる苦味の分解酵素が効率よく得られる。 |
食品研究センター | ||
平13・活用 | 柿渋液の製造法
・平核無を用いた柿渋液の製造は、摘果した未熟果を使用し、アスコルビン酸を添加することにより酸化、褐変が防止でき、良質な搾汁液が得られる。また、保存方法は、冷凍保存とする。 |
食品研究センター | ||
平13・活用 | マイタケを用いた機能性食品の製造技術
・マイタケのエンドペプチダーゼ(蛋白質をランダムに切断する酵素)を利用して、豆乳などの蛋白質溶液を分解することにより、アンジオテンシン変換酵素阻害能(血圧上昇を抑制するといわれている)のある食品が製造できる。 |
食品研究センター | ||
平24・情報 | 乳酸菌を利用した柿果汁の調製方法 | 食品研究センター | ||
平22・情報 | 山ウドの塩蔵処理中におけるクロロゲン酸の挙動 | 食品研究センター | ||
平21・情報 | アスパラガス、自然薯に含まれるプロトディオシンの分析法 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | ザーサイ菜の辛味評価方法と辛味発現の特徴 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 酵母による発酵処理沢庵の特徴 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 食用菊「かきのもと」の色と機能性成分を保持した加熱乾燥方法 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 食用菊「かきのもと」の抗炎症作用 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 食用菊「かきのもと」中の機能性成分の食品素材化による消長 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 食用菊中ヘリアントリオールCの分析法 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 桑葉・桑葉添加食品中の1-デオキシノジリマイシンの分析法 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 桑葉粉末を添加した加工食品のα-グルコシダーゼ阻害活性 | 食品研究センター | ||
平17・情報 | 温湯加熱処理した高冷地特産にんじんの特徴 | 食品研究センター | ||
発酵・醸造食品 (16) |
発酵・醸造食品 | |||
令3・成果 |
新規乳酸菌ヤマコシ株の特長と粘性及び曳糸性を呈する乳酸発酵食品の製造方法 ・長岡市山古志地域で製造された無塩漬物「いぜこみ菜」から分離した新規乳酸菌ヤマコシ株(Lactiplantibacillus paraplantarum YAMAKOSHI)を用いて炊飯米を発酵させることで、粘性及び曳糸性を有する乳酸発酵食品を製造できる。 |
食品研究センター | ||
令3・成果 |
・米糠とグルタミン酸ナトリウムを主原料にγ-アミノ酪酸(GABA)を高効率に生産できる新規乳酸菌(Levilactobacillus brevis YH30-17)を長岡市山古志地域の伝統発酵食である無塩漬物「いぜこみ菜」から分離した。同株は低温増殖性と低pH耐性の特長をもつ。 |
食品研究センター | ||
令3・成果 |
米由来の原料を用いた大豆・小麦アレルゲンを含まない醤油風味調味料の製造方法 ・米由来の原料(米麹及び熟成させた酒粕 )と塩水から、大豆・小麦アレルゲンを含まない醤油風味調味料を製造できる。また、熟成させた酒粕と生揚げを用いた再仕込み及びだしの添加により、さらに醤油らしい色調・食味にできる。 この成果情報中では特許出願中となっていますが、令和3年10月27日に特許権が認められ特許として登録されました。 |
食品研究センター | ||
平30・成果 | 定量 PCR による乳酸菌ウオヌマ株菌数の迅速測定法
・ウオヌマ株利用製品の菌数は、tuf 遺伝子(タンパク質伸長因子 TU の遺伝子)を検出対象とする定量 PCR により1日以内で測定できる。また、ウオヌマ株定量用プライマーを用いて、ウオヌマ1~3株を株ごとに測定できる。 |
食品研究センター | ||
平28・成果 | 新潟オリジナル乳酸菌を用いた衛生的な非加熱食品素材の製造技術
・地域特産農産物のペーストに乳酸菌ウオヌマ株を100万個/g以上接種して5℃で1~2週間以上発酵させることにより非加熱でも大腸菌群陰性となり、適度な酸味や機能性アミノ酸を付与した食品素材となる。 |
食品研究センター | ||
平26・成果 | 米麹を使った新たな甘味料の簡易製造法
・米麹2~3倍量の温湯を加え55℃・10~15時間の糖化を行い、ろ過分離及び濃縮することで清澄グルコース(ブドウ糖)を主成分とする甘味料ができる。また、糖度(Brix)を48%以上に調整すると水分活性(Aw)が0.90以下になり、利便性が向上する。 |
食品研究センター | ||
平14・普及 | 大豆を用いた新規調味料の製造法
・大豆を物理的手法によって蛋白質区分(豆乳)と炭水化物区分(おから)に分け、両者の配合割合を任意に変え、これに麹や酵母等を加え、発酵条件を違えることで、蛋白質含量、色調、物性等に特徴のある発酵調味料を製造することができる。 |
食品研究センター | ||
平25・活用 | 雪室育ちの新規乳酸菌ウオヌマ株の特長と雑菌増殖抑制方法 ・魚沼地域の雪室から見出した新規乳酸菌ウオヌマ株(Lactobacillus sakei Uonuma)は5℃、食塩濃度6%以下で速やかに生育でき酸の生成が少ない。また、ウオヌマ株を食品素材に添加して5℃で保存すると雑菌の増殖を抑制できる。 |
食品研究センター | ||
平24・活用 | 有機酸浸漬により米麹の耐熱性菌数は低減する ・米の浸漬時にコハク酸0.4~0.6%、乳酸0.8%又は酢酸0.3%溶液を用いることで、プロテアーゼ力価を維持したまま、米麹の耐熱性細菌数は低減できる。 |
食品研究センター | ||
平19・活用 | 新たな風味を有する4種類の液状発酵調味料の製造法
・仕込塩分12%下で、麹歩合0~200歩、大豆の10~100%を大豆麹に代替えし、多水分下で仕込み、30℃・90日発酵・熟成することで、たまり醤油様等の4種類の風味に分類される液状発酵調味料が得られる。 |
食品研究センター | ||
平17・活用 | 血糖値上昇抑制効果を有する桑葉添加味噌の製造法
・桑葉粉末を添加し、発酵・熟成させることにより、血糖値上昇抑制効果を持つ桑葉添加味噌を製造できる。 |
食品研究センター | ||
平16・活用 | 醤油麹を使った魚醤油の短期製造法
・蒸煮加熱したホッケ等の魚肉部に対して醤油麹及び食塩を加えて発酵・熟成するこ とで、5~15日の短期間で酸化臭及び酪酸臭を低減した魚醤油を製造することができる。 |
食品研究センター 水産海洋研究所 |
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平14・活用 | 米糠及びおからを利用した味噌用麹の製造法
・米糠・おから・米粉の混合物をエクストルーダーで径6mm程度の棒状に成形することにより、米辛口味噌用の微酸性プロテアーゼ活性が強い麹原料を製造することができる。 |
食品研究センター | ||
平12・活用 | 米辛口味噌中での機能性成分HEMF の増強法
・米辛口味噌の製造過程に於いて、酵母を多量添加し、熟成初期温度を比較的低温に経過させ、更には五単糖類を添加することで、抗腫瘍性等の機能を持つ香気成分、HEMF(ヒドロキシ・エチル・メチル・フラノン)を顕著に増加させることが出来る。 |
食品研究センター | ||
平11・活用 | 超低食塩米味噌の製造法
・味噌の仕込時にエタノールを4%(V/W)添加し、さらに熟成温度を45℃程度の高温にすることにより、塩分2%の超低食塩米味噌を短期間に製造することができる。 |
食品研究センター | ||
平20・情報 | 環境負荷を低減できる細分化処理大豆の発酵食品への利用 | 食品研究センター | ||
畜産加工食品 (1) |
畜産食品加工 | |||
平19・活用 | 県産地鶏の低利用部位の高温高圧処理による可食化
・県産地鶏の低利用部位を130℃で加熱することにより、手羽先の先部分はそのまま全てが、鶏ガラは熱時ミキサー処理により全てが可食状態となる。 |
食品研究センター | ||
新しい加工技術・新食品 (39) |
新しい加工技術・新食品 | |||
令2・成果 |
米粉食品の物性調整に利用できる糊化度を調節した米粉の製造方法 過熱水蒸気、加熱押出または蒸気加熱の処理により、生の米粉やα粉とは異なる性質を有する糊化調節粉を製造することができる。 |
食品研究センター | ||
令2・成果 |
糊化調節粉を利用する米粉パンの製造時作業性改善及び製品の硬化抑制技術 ・糊化度約50%に調製した糊化調節粉を物性改良材として用いることで、既存の物性改良剤であるα粉よりも生地のべたつきが少なく作業性が確保される。また、米粉パンの硬化を抑制することができる。 |
食品研究センター | ||
平28・成果 | 米と大豆の組み合わせによるクッキー状完全栄養食品の製造技術
・精白米と大豆を基本に、他の原料を加えた生地を成形後、125~135℃で30分程度焼成することで、完全栄養(アミノ酸スコア100、良好なPFCバランス)のクッキー状食品を製造することができる。 |
食品研究センター | ||
平18・普及 | グルテンを使用しない米粉パンの製造法
・米粉に少量のグアーガム、乳化剤、βアミラーゼ剤を添加することを基本組成とし、イースト等の一般的な製パン材料を加えることにより、グルテンを用いずに嗜好性の高い米粉パンが製造できる。 |
食品研究センター 基盤研究部 |
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平15・普及 | 低蛋白質・低塩類菓子の製造法
・精製された澱粉を主原料に糖類、油脂、乳化剤、及び加熱分解後に塩類を残存しない膨張剤を配合することで腎臓病患者の負荷を低減した低蛋白質・低塩類菓子を製造できる。 |
食品研究センター | ||
平12・普及 | アルカリ臭の無いコンニャクの製造法
・コンニャク製造時に還元糖を添加することで、アルカリ臭の無いコンニャクを作ることができる。この様にして作られた無臭コンニャクは、常法製造のものと物性的差異がほとんどなく、水晒し等の前処理が不用で、そのまま生でも食べられる。 |
食品研究センター | ||
平23・活用 | ばれいしょの遊離糖は雪室貯蔵により増加する
・ばれいしょは雪室で貯蔵することにより遊離糖(グルコース、フルクトース、スクロース)が大きく増加する。その増加量は冷蔵庫貯蔵より大きい。 |
食品研究センター 高冷地農業技術センター |
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平23・活用 | コメタンパク質抽出物は歯周病菌による細胞障害を抑制する
・コメタンパク質抽出物は、口腔細胞に対する歯周病菌の細胞障害作用を抑制することで歯周病予防機能を発揮する。 |
食品研究センター | ||
平21・活用 | リバースザイモグラフィ-を利用した高感度プロテアーゼ阻害因子の網羅的同定方法
・二次元電気泳動を行ったタンパク質試料から、リバースザイモグラフィーにてプロテアーゼ阻害活性を高感度に検出し、質量分析装置を用いたタンパク質同定によって微量に含まれる新規プロテアーゼ阻害因子を同定できる。 |
食品研究センター | ||
平21・活用 | ポリフェノールを生かした山菜茶の加工法
・山菜茶は、蒸し、裁断、乾燥と簡便な加工方法で製造できる。製造した乾燥茶葉には原料に多く含まれるポリフェノール成分が残り、抗酸化性がある。 |
食品研究センター | ||
平20・活用 | 風味のある乾燥タケノコの製造法
・風味を残した乾燥タケノコは、干し椎茸並に利用でき、煮物の具材に適し、加熱、裁断、冷凍処理、乾燥の簡便な工程で製造できる。 |
食品研究センター | ||
平18・活用 | 大豆処理水の清澄化と有効利用
・味噌や煮豆製造時に生じる大豆処理水を、乳酸や硫酸マグネシウムを加えて凝集させ、沈殿あるいはろ過により分離することで容易に清澄化できる。分離した固形物は高蛋白質含量の原料として有効利用できる。 |
食品研究センター | ||
平18・活用 | 食用菊の花弁とガクの分離装置
・開発した分離装置は、花弁の損傷を抑えつつ、手もぎよりも効率良く食用菊の花弁とガクを分離できる。 |
食品研究センター 基盤研究部 |
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平16・活用 | 有効成分を多く含む桑葉粉末の製造法
・凍結真空乾燥した桑葉をヘキサン等で脱脂後、気流粉砕機等で微粉砕とすることにより、従来の通風乾燥法に比し有効成分を多く含み食品への利用性の高い桑葉粉末が調整できる。 |
食品研究センター | ||
平15・活用 | シート状大豆加工食品素材の製造法
・豆乳に凝固剤を混合し、凝固物に圧縮荷重をかけ、蒸気加熱を行うことにより、シート状の大豆加工食品素材を製造することができる。当該シート状素材は、豆皮や春巻き、生八橋の皮等に利用できる。 |
食品研究センター | ||
平15・活用 | 酵母による沢庵臭の低減法
・塩蔵ダイコンを脱塩後、等量のグルコース40%、白醤油20%の溶液に漬け、約100万個/mlの耐塩性酵母を添加し、30℃2日間発酵させることにより、沢庵臭を低減させた沢庵を製造することができる。 |
食品研究センター | ||
平13・活用 | マイタケを用いた機能性食品の製造技術
・マイタケのエンドペプチダーゼ(蛋白質をランダムに切断する酵素)を利用して、豆乳などの蛋白質溶液を分解することにより、アンジオテンシン変換酵素阻害能(血圧上昇を抑制するといわれている)のある食品が製造できる。 |
食品研究センター | ||
平13・活用 | 植物細胞培養によるイチゴのアントシアニン生産法
・イチゴ(品種:女峰)の継代培養細胞系から、選抜及びホルモンフリー化により赤色のアントシアニン生産培養系を確立した。増殖と色素生産に合成植物ホルモンを使用せずにイチゴのアントシアニンを効率的に生産できる。 |
食品研究センター | ||
平13・活用 | ハンバーグ様食感の大豆加工食品の製造法
・固形分約10%の豆乳にタンパク質凝固反応の早い柿渋と遅い豆腐用凝固剤(グルコノデルタラクトン等)を添加し、加熱・凝固させ、圧搾するとハンバーグ様食感の大豆加工食品(大豆ハンバーグ)が製造できる。 |
食品研究センター | ||
平13・活用 | タンパク質由来の苦味を低減させるマイタケ酵素液の製造法
・マイタケの抽出液を疎水クロマトグラフィー用充填剤に吸着・溶出させることにより、タンパク質から生じる苦味の分解酵素が効率よく得られる。 |
食品研究センター | ||
平13・活用 | 柿渋液の製造法
・平核無を用いた柿渋液の製造は、摘果した未熟果を使用し、アスコルビン酸を添加することにより酸化、褐変が防止でき、良質な搾汁液が得られる。また、保存方法は、冷凍保存とする。 |
食品研究センター | ||
平12・活用 | 米胚芽、米糠を用いたγ‐アミノ酪酸(GABA)の大量生産方法
・米胚芽や米糠を触媒として、ピリドキサルリン酸存在下でグルタミン酸と反応させると、血圧上昇抑制効果のあるγ‐アミノ酪酸(GABA)を効率良く生産できる。GABA生産量は、米胚芽を用いた場合で100g胚芽あたり29.0g、米糠では100gあたり17.0gとなる。 |
食品研究センター | ||
平23・情報 | 粉を原材料とした餅は温度による物性変化が小さい | 食品研究センター | ||
平23・情報 | 乳酸菌を利用した中華麺の製造方法とその特長 | 食品研究センター | ||
平21・情報 | コメタンパク質は歯周病予防用途の機能性食品素材として利用できる | 食品研究センター | ||
平21・情報 | 食品、農産物に含まれるポリアミンの分析法 | 食品研究センター | ||
平21・情報 | 過熱水蒸気処理によるコシヒカリ玄米リパーゼ活性の抑制 | 食品研究センター | ||
平21・情報 | 食品加工に利用できるマイタケの酵素的特徴 | 食品研究センター | ||
平20・情報 | 液体クロマト質量分析装置によるフィチン酸加水分解物選択的検出法 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 大豆処理水の機能性発酵物素材への変換技術 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 食用菊「かきのもと」の色と機能性成分を保持した加熱乾燥方法 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 食用菊中ヘリアントリオールCの分析法 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 桑葉・桑葉添加食品中の1-デオキシノジリマイシンの分析法 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 桑葉粉末を添加した加工食品のα-グルコシダーゼ阻害活性 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 酵母による発酵処理沢庵の特徴 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 食用菊「かきのもと」の抗炎症作用 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | 食用菊「かきのもと」中の機能性成分の食品素材化による消長 | 食品研究センター | ||
平17・情報 | 豆乳の凍結変性による新規加工食品素材の開発 | 食品研究センター | ||
平17・情報 | 温湯加熱処理した高冷地特産にんじんの特徴 | 食品研究センター | ||
その他 (20) |
その他 | |||
令3・参考 |
柿、なす及び茶葉に含まれる機能性成分量の簡易測定法 柿のβクリプトキサンチン、なすのクロロゲン酸及び茶葉カテキンの含有量は、吸光度計による簡易測定を行うことで、容易に推定できる。 |
食品研究センター | ||
令3・参考 |
なすの加工による機能性成分の変動 なすを調味液に浸漬し、浅漬け加工を行うことにより、なす中のγ-アミノ酪酸(GABA)が増加する。なすをふかしなすや焼きなすに加熱加工することによりGABAが増加し、焼きなすではクロロゲン酸が減少する。 |
食品研究センター | ||
令2・成果 |
・収穫後、風雨を避けた屋外(下屋)等で7日間以上自然乾燥させたシャクヤクの根茎をすり下ろし、50%エタノールで抽出した溶液の吸光度(232nm)を測定することで、短時間で安価に薬用成分(ペオニフロリン)含量を推測することができる。 |
食品研究センター 中山間地農業技術センター |
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平21・普及 | マイタケに含まれるビタミンD2(エルゴカルシフェロール)の迅速分析法
・マイタケに含まれるビタミンD2(エルゴカルシフェロール)は液体クロマト質量分析装置(LC/MS)を用いることで迅速に測定できる。 |
食品研究センター | ||
平24・活用 | 雪室貯蔵した食材の外観及び成分変化 ・雪室貯蔵したばれいしょ、にんじん、日本なし、玄米、味噌等の品質は冷蔵庫貯蔵と同等あるいはそれ以上となる事象もある。 |
食品研究センター 高冷地農業技術センター |
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平20・活用 | 葉付ウワバミソウ(仮称:うおぬまミズナ)の鮮度保持技術
・葉付ウワバミソウは、ポリエチレン袋(厚さ0.03mm)に包装後、0℃の低温流通を行うことで、高品質な状態で10日間流通することができる。 |
食品研究センター | ||
平16・活用 | 米菓の硬さの分類方法
・米菓を急速硬化型樹脂で固定した後、貫入応力の傾きを測定することにより、米菓の硬さを官能評価分類することができる。 |
食品研究センター | ||
平24・情報 | 米由来低分子タンパク質は破骨細胞の形成を抑制する | 食品研究センター | ||
平21・情報 | 山菜類の抗酸化能はポリフェノール含量と相関が高い | 食品研究センター | ||
平21・情報 | 緑色ナラ類種実に含有されるポリフェノール類は高い抗酸化機能を有している | 食品研究センター | ||
平21・情報 | 山菜類に含まれるタンニン類の分析方法 | 食品研究センター | ||
平21・情報 | 県産特産物から選抜した微生物群のストック情報 | 食品研究センター | ||
平20・情報 | HPLC分析におけるポストカラム加熱法によるベタシアニン類の判別方法 | 食品研究センター | ||
平20・情報 | ポストカラム加熱及び2次元HPLC分析によるアントシアニンのアグリコン同定方法 | 食品研究センター | ||
平19・情報 | 米及び米加工品における難消化性澱粉の測定 | 食品研究センター | ||
平19・情報 | HPLC分析におけるポストカラム加熱法によるプロアントシアニジン類の検出 | 食品研究センター | ||
平18・情報 | ザーサイ菜の辛味評価方法と辛味発現の特徴 | 食品研究センター | ||
平17・情報 | おおばぎぼうしの苦味、抗酸化性はポリフェノール測定で推定できる | 食品研究センター | ||
平17・情報 | 緑ぎんなんの品質を判定するための品質評価方法 | 食品研究センター | ||
平16・情報 | 包装餅のボツリヌス菌汚染に対する流通安定性 | 食品研究センター |
◇ 研究成果の表示区分
区分 | 該当する研究成果の内容 |
成果 研究成果情報 (平成26年度以降) |
・本県農林水産業経営や食品産業の生産現場において、直接的な導入効果 が期待される技術または普及指導や企業の生産活動において活用できる情報。 |
普及 普及技術(普及に移す技術) (平成25年度まで) |
・生産現場において、即戦力的に直接利用されうる実用技術。 ・現在の行政施策や事業推進に「直接役立つ企画・立案の手法」など。 |
活用 活用技術(指導参考になる技術) (平成25年度まで) |
・生産現場の指導参考資料として利用されうる有望な素材技術。 ・今後の行政施策や事業推進に「参考となる有望な知見」等。 |
参考 参考情報 (平成26年度以降) |
・研究を進める上での基礎的知見等。 |
情報 研究情報(研究推進に利用される情報) (平成25年度まで) |
・産学官の研究や消費者の暮らしに広く利用されうる科学的な新知見や手法。 ・研究を進める上での基礎的成果および普及指導において参考となる情報。 |
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